ワゴンRスティングレーTのCVTフルード交換【MH34S】

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MH34Sメンテナンス
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最近やたらとメンテナンスをしてますが最後はCVTフルードの交換をします。

昨年夏(令和2年8月)に買ったワゴンRですが、前オーナーさんがどんなメンテナンスしてるか分からないので一通りメンテナンスしております。

CVTフルードは無交換でOKって言うのがスズキ車なんですが、やり方はどうするの?、やったらどうなるの(壊れる?)?、効果はあるの?、その辺も含めて書いていきたいと思います。

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CVTフルードは無交換推奨(スズキマニュアルより)

車にはエンジンがあり、それをタイヤに伝える途中にミッションでエンジン1回転の力を増速したり減速したりしながら坂を上ったり高速を走ったりしてます。

物が回転する部分には摩擦が生まれ抵抗が有り、抵抗を減らしたり摩耗を防いだりするのにオイルやグリスが使われています。

当然エンジンにはエンジンオイル、ミッションにはミッションオイル、デフにはデフオイルが入ってて摩耗を防いでくれてます。

エンジンは誰でもオイル交換をする事を知ってますが、その他の回転部分もオイルを交換するのを知ってる方は少ないです。

今回愛車のワゴンRスティングレーのミッションオイル(CVTフルード)を交換しますが、メーカーはCVTミッションのオイルは愛車マニュアルにもサービスマニュアルにも無交換と書いてあります。

MH34SワゴンRのCVTは「ジヤトコ」って会社が作ってる通称「CVT7」と呼ばれるミッションになり日産車でも採用されてます。

副変速機つきCVTになっててより低回転で巡航出来るようになりましたが、ちょっとクセのあるCVTで超ローギアから超ハイギアまで幅の広いCVTです。

40キロくらいで一定速になると副変速機のローからハイにシフトアップして巡航回転数が2000回転から1500回転に落ちます。

昔(25年~30年前)のトヨタの4速ATのロックアップに入る感じに似てると思います。

我が家には平成23年式(2011年式)のGB3フリードもありますが、ホンダは新車から80000キロでCVTオイルは交換となってて、その後は60000キロごとに交換となってます。

当然フリードは新車で購入後80000キロでCVTオイルを交換しました。

記事は↓

たぶん無交換とスズキは言ってるんで10万キロくらいでは壊れないとは思いますが、20万キロなら?30万キロなら?壊れないんでしょうか?僕は普通に20万キロ以上乗る予定です。

保証は5年か10万キロのどちらか早い方(調べてないが)とかになってると思うんで、我が家のワゴンRみたいに9年で9万キロの車はもう保証外になり自分で守るしか方法は無いんですね。

今回の記事は「新車から3年とか5年とかしか乗らね~よ」って方はそれくらいでは壊れないと思うんで寝耳に水な記事になるかもですが、10年とか10万キロとかそれ以上乗る方は参考になる記事になると思います。

先に確認しておく事

今回のCVTフルード交換をした日は令和3年7月11日(日)で昼前で30度ほど気温がありました。

先に交換前のCVTのオイルレベルを見ておきますが、スズキの軽はエンジン掛けたままで見るんです。

これは10キロほど走って帰ってエンジン掛けたままでみてます。

サービスマニュアルにはこう書かれてます。

実走行(5キロ以上)して水平な場所に止めてエンジンはアイドリング状態にします。

ブレーキを踏んでシフトレバーをP→R→N→D→M(L)→D→R→Pとゆっくり一巡させてからレベルゲージを抜いてみます。

その時に2箇所の凹みの間にあればOKとなってます。

今回は普通に水温も90度ほどあり暖まった状態で2カ所の凹みの上の方くらいのレベルです。

オイルレベルは2カ所の凹みの中にあればOKです。

奥まったレベルゲージの部分は上にラジエターホースとインタークーラーダクトもあるんでレベルゲージ抜くのに手首が触れて熱い思いをしますので手袋必須です。

ちなみにエンジン切ると2カ所の凹みの真ん中辺りになります。

レベルを覚えてて作業をスタートします。

CVTフルードを抜きオイルパンを外す

まずはCVTフルードを抜きます。

CVTのオイルパンは左前輪の内側になりオレンジ丸で囲ったのがドレンボルトです。

サイズは19ミリなんで緩めて外します。

ドレン穴から勢いよくCVTフルードが出てきます。

当然下にはオイル受けを置いてます。

あれ?CVTフルードが普通のオイルの色だがスズキのCVTフルードのグリーン2は名前のごとくグリーンの筈だが、これ前に変えたことあるんかな?

それと以外と黒くない気がしますが、どうでしょう?

フルードが抜けたらオイルパンを外すんでオレンジ丸で囲った10ミリボルトを全て緩めます。

ボルトは所々外しても良いですが、決して全部のボルトを外さないようにしましょう。

オイルパンは後方側が細い作りになっててそちら側からオイルパンを外し掛けフルードを更に抜きます。

斜めにして漏れさせる感じにですね。

ほぼオイルパンのフルードが抜けたんで緩めてあるボルトを外しオイルパンを外します。

外れたオイルパンですが、鉄粉が丸い磁石にもベットリ付いてます。

ストレーナーを外しCVT本体の掃除

CVT側に付いてるストレーナーを外します。

オレンジ丸の10ミリボルト3本で留ってます。

ストレーナーはオイルパンに溜まったフルードを吸い上げてる部分で中には細かい網があってゴミをキャッチしてからフルードを吸い上げるようです。

ストレーナーも外せましたがストレーナーは本来シルバーですがガンメタに見えます。

それだけ鉄粉があってガンメタに見えます。

ストレーナーも外れてバルブボディーが丸見えになりました。

案外綺麗に見えますね。

綺麗に見えたバルブボディーですがクリーナーを吹き付けたら汚れが落ちて元のシルバー地が見えて綺麗になります。

全体的にクリーナーを吹き付けて綺麗に拭きました。
CVTは細かなゴミも嫌うんで気をつけましたが細かな繊維などは見えんよ。

参考までにこの形状がオイルパンを止めてた10ミリボルトです。

ドレンボルトも写ってますがドレンボルトは19ミリです。

この形状がストレーナー止めてた10ミリボルトです。

オイルパンの掃除&取付

外したオイルパンも綺麗にします。

丸いのはマグネットで鉄粉を集めてビッシリ鉄粉が積もってます。

オイルパン内側表面もうっすらと鉄粉で汚れてます。

オイルパンも石油系溶剤で洗いクリーナーで仕上げ綺麗になりました。

マグネットも綺麗にしました。

その後マグネットをオイルパンに取付けます。

ストレーナーも新品で買ってありますが、スズキでは新品部品がありません(売ってない)ので日産純正になります。

アマゾンに商品が無いんで品番だけ載せておきます。

ストレーナー品番=31728-3JX0C

組みます。

オイルパン用ガスケットです。

画像忘れてましたがオイルパンは対角にボルトを締めるんですが、回転部分でも無いんで適当に締めます。

それより1度にしっかり締めないで軽く止った位置から少しづつ締めて、最後はトルクレンチで7.9Nmで締めますが、そんな小さな数値のトルクレンチ無いんで適当に均等に少しづつ締めました。

ドレンボルトは34Nmで締めます。

バルブボディフィルターの交換

左前輪のタイヤハウス内からインナーカバーを外します。

オレンジ丸の所にクリップがあります。

こんな工具があるとクリップも折らずに綺麗に外せます。

カバーは全部取った方がやりやすいがこんな感じに開くだけでも出来ます。

オイルポンプ?らしき物をオレンジ丸の10ミリボルト5本外します。

カプラーがあってぶら下がってますがオレンジ丸の所のカプラー外してオイルポンプらしき物を外します。

もう外れてますがオレンジ丸の10ミリボルト外せばこの中にCVTのオイルフィルターが入ってるんでフィルターカバーを取ります。

このカバーちょっとCVTミッション側に刺さってるんでマイナスドライバーで起こすように手前に取ります。

カバーとフィルターが外せました。

カバー内も汚れてるんでクリーナーで洗いました。

フィルターも交換です。

結構真っ黒に汚れてますが、このCVTミッションはフロントデフも同じケースなんでCVTフルードでデフも潤滑しています。

決してCVTミッションのみでこれだけ汚れたわけでは無いと思います。

カバーのOリングとフィルターもスズキは部品が無く(売ってない)日産製です。

アマゾンに無かったんで品番だけ載せておきます。

Oリング=31526-3JX3A

フィルター=31726-3XX0A

カバーのOリングを取り替えて新品フィルターとカバーを組みます。

その後オイルポンプらしき物も元通りに組みます。

インナーカバーも組みます。

CVTフルードの抜けた量を計る

抜けたCVTフルードですが真っ黒ですね!

このオイル受けは注ぐところが無いんで500ccの計量カップで汲みます。

500ccの計量カップで汲んで1000ccのカップに移し抜けた量を量りました。

抜けた量は4.4~4.5Lありました。

あれ?事前に調べた他の方の交換記事みてたら3.6L~3.7L位なんだが、何で?

フルードの温度を上げすぎたからか?

とりあえず4.4L以上抜けたことに間違いない。

CVTフルードを入れる

スズキ車は普通はスズキ純正CVTフルードのグリーン2が指定になってるんですが、今回使うCVTフルードはアイシンのCFExを使います。

アイシンのページで見ても対応になってます。

あと、このフルードは着色されてて赤いフルードで僕好みです。

抜けた量は4.4Lなんですが、とりあえず3.7~3.8Lジョッキに注ぎました。

尚今回はジョッキも4L用を新調してミッションオイル用にします。

CVTのフルードはレベルゲージの穴から入れるんでジョッキからそのままでは注げません。

なので100均のドレッシング入れ?の底を切ってジョーゴ代わりに使います。

先っぽにはホームセンターで計り売りで買って来た外径10ミリ位のホースを繋ぎました。

CVTはゴミ等が入ると壊れるらしいのでゴミが入らないように塗装用のストレーナーでこしながら入れます。

ドレッシング入れ?の上に1.5Lのペットボトルの切ったジョーゴを載せてストレーナーを置いてます。

何ともホースが細いんで入らない!時間が掛かります。

なので普段は1人でオイルは入れますが嫁さんにジョーゴ持って貰ってオイルを注ぎました。

ホンマはノズルの長いジョーゴを用意した方が無難ですね。

エンジン掛けて見た3.7L入れてのレベルですが全然足りませんね!

やっぱ更に0.7L入れます。

お~~やっと普通のレベルになりました。

これにてフルードの量は完了とします。

試運転

試運転に出かけ漏れが無いか確認します。

汚れてたら分かり難いんで綺麗にクリーナーで拭いてから出かけます。

5キロほど走り帰ってから漏れが無いか素手で触りながら確認します。

エンジン掛けたままレベルも見ましたが問題なしのレベルでした。

記録用画像ですが、今回のCVTフルード交換は2021年7月11日、88026キロで行いました。

交換してのインプレッション

今回無交換を推奨してるワゴンR(MH34S)のCVTフルードを交換しましたが、交換前でも不具合は特に無い車のCVTフルードを交換したんで特に走り出しでもいつもと変りません。

しかし50キロで1500回転位で走行中に加速したいときアクセルを少し踏んで回転が上がったときの滑りが少し少ない感じがします。

特によく分かったのは下り坂でパドルシフトでシフトダウンするときにDからM4に入ったときは感じませんが、M3に入ったときに今まではエンブレが掛かりその後少し半クラになってエンブレが弱まり、またエンブレが強まる感じでしたが、交換後はエンブレが割と一定になり不自然さが減りました。

やっぱフルードが新しいと滑り?が減るんでしょうね。

より自然にシフトダウンする感じになりました。

全体的に滑る感じが全域で少なくなりより高効率になった感じがします。

ざっとこんな感じに生まれ変わりました。

今後は定期的に交換したいですね、CVTフルードも沢山余ってるしね。

まとめ

今回愛車ワゴンRスティングレーT(MH34S)のCVTフルードを交換しました。

メーカーは無交換を推奨してるんでリスクのあるメンテナンスになります。

抜いたオイルはスズキ純正のグリーン2っぽくない(グリーン2はフルードの色もグリーン)普通のオイルの色をしてましたので前オーナーさんが何キロでの交換か分かりませんが交換してた可能性はあります。

事前に調べた量より多く排出されたCVTフルードですが、抜けた量を元に4.4L入れてレベルもバッチリでした。

交換後は全域で滑りが少なくなりダイレクト感(CVTなので元々ダイレクト感は無いが)が上がった印象で、特にシフトダウン時がダイレクト感を感じ滑る感じが少なくなりました。

オイルパンも外しストレーナーとミッション横のフィルターも交換したんで今までより一層汚れやゴミも取ってくれると思います。

あくまで自己責任での交換となりますので交換する際は慎重に行いましょう。

ではでは・・・

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