今回はワゴンRに購入時から付いてるカロッツェリアのサイバーナビの不具合「高温になって停止問題」でファンを交換してみました。
真夏でも無い今の時期(10月初旬)に高温で止まるのが直れば良いんだが・・・
交換方法等詳しく紹介してるんでご覧下さい。
高温になって停止するサイバーナビ(カロッツェリア)
我が家のワゴンRスティングレー(2012年12月登録)は令和2年のお盆に納車されました。
カロッツェリアのサイバーナビの機種は2012モデルのZH77ってヤツでDTV(テレビ)を結構な時間掛けながら走らせてると「高温になって停止します」的な文面が画面に現れ見れなくなることがありました。
先日大阪の方に行くことがあり昼間にナビを使いながら走ってると又「高温で・・・」と画面に出て止りました(テレビは見てない)。
冷めると再起動して又使えるようでしたが肝心な時に止るのは頂けません。
特にナビ使用時になると曲がりたい交差点も分からず困惑します。
ネットで色々調べると「ファンが壊れて熱が溜まるから止る」的な事が書かれており、調べてみました。
ナビを外して電源をオンにしてみると何とかファンは回ってるようでしたが、何とも弱っちい回り方でした。
一応排熱はしてるんだろうけどファンを交換してみることにします。
ナビからファンを外す
ナビは前回のステアリングリモコンを付けるときに同じく作業を行いました↓
いきなりファンが外れてる画像からスタートですが、トップパネルは黄色矢印の辺りをマイナスドライバー等で開くようにすれば簡単に外せます(ネジ無し)。
あとはリアのパネルはプラスネジで留ってるんで全部外します。
リアパネルの黄色丸の2本のネジだけ長いのが付いてるんで覚えておきましょう。
これでリアパネルが外れますがファンが外れてる画像ですがファンもリアパネルに固定されてて一緒に外れます。
ファンから本体基板にミニカプラーで電源を取ってるんでラジオペンチ等を使いカプラーを上に抜きます。
リアパネルからファンを外しますが、対角線にネジが留ってて外しますがネジロック材が塗ってあり1本のネジが折れました。
仕方ないのでネジが2.6ミリなんで2ミリのドリルでネジを潰して外せました。
緑丸がネジが折れてドリルで外した側になります。
小さなネジでこの大きさのドライバーは小さくて力も入りにくく折る方も居ると思いますので焦らずにドリルで潰しましょう。
尚、ファンのサイズは12Vで50ミリ×50ミリで厚みは10ミリになります。
これでファンも外せました。
対角線にネジで留める方と出っ張りになってる方とあります。
ファンを新調して加工する
今回新調したファンですが、穴位置が微妙に小さく長穴にする加工が必要そうです。
細めに丸の棒ヤスリで削ってみますが時間が掛かりそうです。
ここはやっぱり文明の利器を使うことにしましょう。
リューターの先はダイヤモンドヤスリの丸形で削ります。
削っては合わしを数回して長穴加工が出来ましたが、ものの数分で削れます。
やっぱ道具だね。
ファンの組み付け
ネジを1本折っちゃったんでコメリで代用のネジを買って来ましたが2.6ミリのネジはこれしかありませんでした。
なんとか留めれました!
ファンの配線加工
カプラーも違うんで配線加工します。
右側が最初付いてたファンのカプラーですので切って左のファンの配線に付けます。
元のファンのカプラーを付けるんで新しいファンの配線も切って用意します。
半田ゴテでで付けましょう。
配線を半田で固定して熱伸縮チューブで絶縁処理します。
1人でやってるんで半田作業中の画像は無しです。
これで本体にファンを付けれます。
はーい、カプラーもしっかり基板に挿せましたのでリアパネルとトップパネルを組みます。
画像無しですがナビを車両に付けて電源オンしたらしっかりファンは回ってますが風量は余り変わりませんね。
やっぱサイバーナビは止るんかな??
これから涼しい時期になるんで検証は難しいですが又止れば報告しますね。
これにてサイバーナビのファン交換は無事終了です。
後日談
現在令和4年2月14日ですが、ファンを交換してから1度も止まることは無くなりました。
やっぱファンの風量が不足してたんですかね。
全国のサイバーナビが熱で止まる方、ファンは安いし手間は掛かりますが効果はありますのでお勧めします。
まとめ
今回はワゴンRのサイバーナビが熱で止ることがあるんで対策としてファンを交換してみました。
元々のファンも壊れて止ってる方もあられるようですが、私のはなんとか微風で廻ってました。
買ったファンは長穴加工して取付けます。
カプラーのサイズも違うんで元のファンから配線を切って新しいファンの配線に繋げます。
ナビを車両に繋いでファンが回るか確かめます。
やっぱ微風ですがこれでナビが止るの回避できたら良いんだが・・・
ではでは・・・
コメント
2012年頃のサイバーナビのファンは高温でも使える特殊な仕様で、PC用のファンと交換すると熱に耐えきれず数年ほどで殆どの場合、ファンが原因でパーツが故障します。
車に搭載するので温度が高温でも使用出来るのが純正パーツの仕様ですので、見た目は使えていてもパーツにダメージがでて結果内部基板の寿命到達が早くなります。
純正ファンは海外だと現在のレートで1万越えが殆どで、流通が国内ではないのが現状です。
海外サイトで購入出来ますが個数が100個単位と現実的では無かったはずですが・・・
結果的には値段を優先するとナビが壊れるので本来はメーカー修理が一番ですが、ナビ更新も終わった現在は修理しても意味が無いですね。
メーカー修理で最低3万から5万程度がサイバーナビの修理費用の標準工賃ですから。
KSDさん
コメントありがとうござます。
高温用のファンが使われてたのは知りませんでした。
またそのファンのお値段もビックリですね。
しかし高温用ファンならもう少し耐久性が欲しかったですね。
私としては普通のPC用ファンを取り付けて熱で止まることも無くなったので良しとします。
貴重なご意見ありがとうございました。
普通のPC用ファンへ交換し、5年ぐらい使っています。止まることなく使えてるんで大丈夫じゃない?
軽トラに付け、エアコンあまり使わず、鹿児島走って回っていますが、いまだ、壊れませんわ。最近は外気温35~40°(滝汗・・・・・。
けんぱぱさん
コメントありがとうございます。
私の交換したファンも2023年6月現在で2年半以上普通に使えてます。
けんぱぱさんのは5年は使えてると言うことで多少安心しました。
ま~壊れたとしてもそれほど難しくない作業なんで又交換すると思うんです。
またご覧下さい。
ではでは・・・