今回は愛車ワゴンRのリアハブベアリング交換を行います。
2WD車は作業も簡単なんですが私のワゴンRは4WDなんで結構ハードル高めの交換作業となりました。
何時もは「これ見てやってみて」的な事書いてますが、今回の作業は道具も含めてハードな内容なんで自分でやられる方は覚悟して行って下さい。
出来るだけ詳しく紹介してますが作業しながらでは(画像等)限度(心の余裕無し)もあり、尚且つ自分でやるにはお勧めできない作業になります。
しかし1度やれば2度目は以外と手間は掛かるが簡単に思えてきます。
それではご覧下さい。
リアハブベアリングの異音
今年の春から夏にかけて異音に気づきました。
最初は「タイヤノイズかな?」なんて思っていましたが、自分で確認のためリアデフにジャッキ掛けてリア左右輪共浮かし左右輪共手で回してみました。
リアハブベアリングが壊れて異音発生してると手で回しても分かりますが、それは2WD(前輪駆動車)車の場合で私のワゴンRは4WD(4輪駆動車)車なんで完全にベアリングが壊れてゴリゴリとかゴロゴロしてれば分かりやすいが、少しの異音ならデフで左右が繋がってる関係で音が分かりにくいです。
そんな場合はこんなサウンドスコープが役に立ちます。
これは医者が使う聴診器の様な物で異音が出てるであろう場所に先っぽを当てると、明らかにその音が出てる場所を特定できます。
サウンドスコープの使い方は耳に装着して先っぽを音が聞きたいポイントに当てるだけ。
今回の場合リアハブベアリングは赤線で囲った位置当たりに付いてるので機器を当てて手でタイヤを回せば音が聞こえます。
正常な場合は「シャー」って感じの音が聞こえますが、異常があると「コロコロ」とか「ゴロゴロ」とか聞こえます。
これを左右輪共やれば異音が出てる場所がある程度特定できます。
こんな感じで今回は右リアハブベアリングから異音が出てることが分かったって訳で修理します。
4WD車のリアハブベアリングの取り外し
リジットラックのかけ方
デフにジャッキ掛けてリアを上げてデフホーシングにリジットラック(ウマ)を掛けますが、普段は左右とも同じ高さにするのが普通ですが、デフオイルがドライブシャフト抜くとき漏れるかもなんで左右輪で高さを変えてます。
おすすめできない方法ですがリジットラック1段分右側を高くしてます。
たかが3センチほど高くすればデフオイルは(たぶん)漏れません。
私の場合滅多にしませんがリアの高さ変えてることもありフロントタイヤにも輪留めして多少大きな力掛けても大丈夫なようにします。
輪留めは地面に傾斜がある場合は特にするようにしましょう。
輪留めはジャッキで上げてから掛けるようにしますが、ワゴンRの場合はシフトがPに入ってれば普通は動きませんので滅多なことはありませんが、リア駆動車などはリア上げたら前輪はフリーなんで必ず掛けるようにします。
リアドラムブレーキの分解
ここからリアブレーキをバラしドライブシャフトを抜いて行きます。
リアドラムカバーを外します。
手前に引っ張れば外れます。
リアドラムカバーは固着して外れない方は指先の穴に長さ3センチ以上のM8ボルトを入れて締め込むとドラムカバーが浮いて固着が外れ簡単に外せます。
プラハンマー等で叩いても外れることはありますが、M8ボルトで外すのがサービスマニュアルに記載された外し方です。
これが今から分解するドラムブレーキですが、必ず組む際に悩むんで分解する前に色んな角度から画像を撮っておきます。
後から分かりましたが私は暗い車庫でやってるんでストロボ焚いて撮ってますが、出来れば明るい場所でストロボ焚かずに陰の無い画像の方が良かったですね。
ドラムの分解は誰しもが悩むんで左右を1度にやらずに片側だけ分解して、もう片側は見本にして組んで組めたらもう片方も分解する方法が一般的な気がします。
こんな風に見本になる画像を4枚撮っておきましたが、影が多くあまり役には立たなかったです。
シューを外しますがこの板バネ(シューホールドスプリング)を外します。
真ん中のピン(シューホールドスプリングピン)を持って板バネを押しながら90度曲げてバネを外します。
ラジオペンチか私の場合はウォーターポンププライヤーで外しました。
板バネを外し真ん中のピンも裏側に抜きます。
これをリーディングシュー(車両前方側シュー)側も外します(画像は右後輪のトレーディングシュー(車両後方側シュー)。
シューに色々付いてるバネ(スプリング)を外していきます。
画像はシュー下側のバネ外してますが、外すのは先の曲がったピックアップツールが便利で安全な気がしますが、ラジオペンチとかの方が良い場合もあります。
板バネ外して各バネ外したらシューを左右に広げるようにすれば外れます。
トレーディングシューに付いてるサイドブレーキのレバーに付いてるワイヤーを外します。
矢印の方側に銀色の部分を引っ張れば画像下側方向にワイヤーだけ外せます。
結構バネは固いんです。
外せたシューですが何となく分かる範囲でそれっぽい位置にバネ置いたりしますが、いつの間にかバラバラになってた・・・
これでドラムブレーキ内部の部品は外せました。
バックプレートに付いてる部品を外す
バックプレートの裏側の部品を外します。
まずはサイドブレーキワイヤーですが上向きに刺さってるピンを下方向きに外します。
サイドブレーキワイヤーはパイプ状になって刺さってるんで、矢印部分をマイナスドライバーとかでこじって抜きます。
ここは液体ガスケットを塗って(防水のため)入ってるんでずらしにくいです。
次はABSのスピードセンサーを外しますが、10ミリボルト緩めて外し小判型のプレートをペンチ等で挟みボルト穴側を左右に振るようにすれば外せますが、結構固着してて固いですがセンサーなんで慎重に外して抜きます。
センサーが外せました。
結構長いセンサーが刺さってたことが分かりますね。
次はホイールシリンダーを外します。
ホイールシリンダーはリアブレーキシューを油圧で押し広げる部品で、中には左右にピストンが入ってます。
ホイールシリンダーの10ミリボルトを緩めておきます。
まだ外しません。
ブレーキホース外すんでブレーキホースのゴムホースの部分をホースクランプで締めてブレーキフルードが流れないようにします。
バックプレート付近は鉄のパイプなんで位置的にはデフとバックプレートの中間くらいの部分です。
ブレーキホースナットを緩めてからホイールシリンダー留めてるボルトを外し、ホイールシリンダー揺らしながらホースの8ミリナットを緩めて外します。
出来たらフレアナットレンチって言うメガネレンチの変形バーションみたいなので緩めた方が良いですが、私は10×12ミリしか持ってないので8×10ミリを買いたいと思いました。
ワゴンRはフロントなら10ミリ、リアなら8ミリなんで8×10のフェレアナットレンチが良いですね。
これでブレーキホースからフルードが流れますが、先ほどブレーキホースつまんでるんでほぼ1滴もフルードは漏れませんでした。
外したホイールシリンダーからブレーキブリーダーのゴムキャップを外し、外したホースに被せておきます。
ドライブシャフトを抜く
ここからはドライブシャフトを抜きます。
12ミリボルト4本外します。
画像のようにホイールハブにスライドハンマーを取り付けて「コンコン」と引っ張ります。
このスライドハンマーには取説等入ってないので適当に画像のように組んでみました。
目一杯スライドハンマーで引っ張らなくてもこんな風に抜けてベアリングやリテーナーが顔を出します。
ドライブシャフトは約60センチほどの長さがありました。
抜けたドライブシャフトが入ってた穴ですが、傾けてリジットラックで上げてるためかデフオイルは漏れませんでした。
水平ならデフオイルが漏れると思いますが水平にしてないんでホンマに漏れるかは不明です。
ちなみにデフオイルが漏れた方はデフオイル交換した記事があるんでこちらをご覧下さい。
ベアリングを抜く
外れたドライブシャフトには車両外側から見てスペーサー(赤丸)ベアリング(黄丸)リテーナー(緑丸)と入ってて、ベアリングとリテーナーは圧入されてます。
リテーナーとベアリングをグラインダーで削って外します。
リテーナーは完全に切断しなくてもあと1~2ミリくらいになったら叩けば外せます。
ベアリングはアウターレースを切ったらアウターとボールが砕けて外れます。
インナーレースも残り1~2㍉くらいになったら外せます。
1番外側に付いてるベアリングスペーサーは考えてベアリング削ればキズ無く外せます。
買った部品の部品番号
今回頼んだ純正部品です。赤丸の金額が購入金額になります。
現物です。
ここで今回買った物で使った物と使わなかった物をお知らせします。
・スペーサー 品番44251-76G00 使わなかった
・ベアリング 品番09262-30103 使った
・リテーナー 品番43485-76GG1 使った
・オイルシール 品番43491-82H01 or 43491-53U00 使った
・シール 43588-72000 使わなかった
裏面も見て頂きましょう。
スペーサーですがグラインダーでキズ付けなかったのでこのまま使います。
せっかく買ったのに・・・
スペーサーはバックプレート側がテーパー形状になってるんで覚えておきましょう。
ベアリングは磁石入りとかもありますが、これは磁石無しでどちら向きでも使えます。
磁石入りは鉄ネジとかくっつくんで分かります。
12tプレス機で圧入する
ここからは12tプレス機を使ってベアリング&リテーナーを組んでいきます。
まずは間違えないようにドライブシャフトにスペーサー・ベアリング・リテーナーの順番に入れて行きます。
スペーサーは買ってますがグラインダーでキズも付けず残ったんでスペーサーは付いてた物をそのまま使います。
これが12tプレス機です。
高さも結構あるんで全景は写りませんが(高さ118センチ)たぶん6tプレス機でも十分入りそうに思います。
プレス機は動く幅(ストローク)は110ミリほどなんで作業台の高さを自分で合せてから使用します。
作業用鉄板を下敷きにしてこんな感じにセッティングします。
この後プレスします。
ドライブシャフトの段にスペーサーが当たれば圧入完了です。
赤線の段のところでスペーサーが当たってます。
入れるときの音が気持ち悪く1ストロークごとに入るのでは無く、2ストロークくらいしたら「コココ」って怖いような音と共に入っていきます。
自分で思ってる以上に圧入は怖い感じのする作業に思いました。
バックプレートを持ち上げて入ってることを確認してます。
ドライブシャフトを組む
古いオイルシールを取る
ベアリングが組めたドライブシャフトを組んでいきますが、その前に古いオイルシールを取ります。
オイルシールを取るのにピックツール使ったりしましたが取れず、ウィーターポンププライヤーで引っ張り出しました。
オイルシール取る用の工具もありますが持ってませんので使えるかも分かりません。
とにかくホーシング内に傷を付けないように気を付けて作業しました。
取れたオイルシールは変形してますが、金色の部分は金属なんで変形したら戻りませんね。
オイルシールが取れたホーシング内ですが赤丸の所に見える穴が空いた円形の部品がシールです。
材質はたぶんプラチックですが特に交換はしなくても良さそう(部品は買ってる)だったんでそのまま使います。
残った液体ガスケットを取る
バックプレートとホーシングの接合面にはガスケットやパッキンもないので液体ガスケットを塗って組みます。
まずは初めての交換であれば新車時の液体ガスケットが残ってるんで、バックプレートの場合は裏面の赤で囲った部分をそぎ取るような要領で綺麗にします。
ガスケットの除去にはスクレーパーやヘラ等使って綺麗にします。
液体ガスケット自体はそれほど固くもないので直ぐに綺麗になりました。
画像はホーシング側の接合面を綺麗にしたところです。
オイルシールの取付
オイルシールを組みます。
オイルシールはゴムなんでシリコングリス等塗って組みます。
オイルシールは直径の合うプレートやソケットもないので21ミリソケット等使いコンコンと押し込みます。
私が持ってる36ミリソケットより遙かに大きく残念でした。
下記のような道具があれば楽に安全に綺麗にインストール出来るんでしょうけど、持ってないんで次回買います。
液体ガスケットを塗ってドライブシャフトを入れる
液体ガスケットは以前(10年以上前)ハーレーのクロームインナープライマリー組んだときに使ったロックタイトの5920、無駄に耐熱温度-59度~316度らしい。
一応スズキのサービスマニュアルではセメダインの366Eってヤツが指定されてましたが、とにかくオイルやらに触れても大丈夫なヤツなら良いでしょう。
画像はオレンジに見える部分が液体ガスケット塗った部分です。
何となくオイルシールが当たるリテーナーのこの部分にもシリコングリス塗っときました。
オイルシール組んで液体ガスケット塗れたらドライブシャフト入れます。
ベアリングが当たる面にもシリコングロス塗っておまじない。
この辺まで入ったらあとはハブの面をハンマーで叩いて入れます。
入ったら画像忘れてるがバックプレート留めてる12ミリボルト4本組んで締めます。
ドラムブレーキを組む
ここからはドラムブレーキを組んでいきます。
よほどの人でない限りなかなか全て覚えてられない作業になりますが、頑張ってやっていきましょう。
まずはホイールシリンダー仮留めしてブレーキホース合せます。
ブレーキホースはスイスイ廻らないんでシリンダー動かしながら留まる位置まで締めます。
それからシリンダー締めてホースも締めて固定完了。
ホイールシリンダー組めました。
バックプレート裏側のセンサーを入れますが、結構きつめでプレート部分をコンコンしてから10ミリボルト締めます。
サイドブレーキワイヤーも筒に通して奥まで入れてピン(抜け止めクリップ)を刺します。
ここで忘れてましたがここの筒に挿すオス型の部分に液体ガスケット塗って防水処理しますが、マジで忘れてた・・・
こんな感じでバックプレート表側にサイドブレーキワイヤーがでますのでトレーディングシュー側に付いてるプレートにワイヤーを組みます。
結構固くて苦労します。
ここからが面倒で覚えてない作業が多くなるんで逆側のドラムブレーキ見ながら組みます。
画像はお手本の左後輪のドラムです。
多分こんな風にトレーディングシュー(赤丸)を先に組みます。
上の緑丸が左右シューを繋ぐバネ。
下の緑丸はシューホールドスプリング。
黄色丸はシューの自動調節プレート。
青丸はトレーディングシュート自動調節プレートを繋ぐバネ。
リーディングシュー側も組みます。
最後に下側の左右シュー繋ぐバネ組んで完了となりました。
ここで問題発生!
ドラムカバーが入らない。
色々やって悩んで自動調整のギザギザをシューが1番狭くなる位置にしたらドラムカバーも入りました。
結構焦って無我夢中でした。
最後にブレーキラバーグリース塗って仕上げます。
色んなグリス持ってるけどこのスプレーは先っぽが細い金属で吹き付けしやすくゴムにも金属にも使用でき、特にドラムブレーキには便利ですね。
吹き付け場所説明ですが、赤丸はシリンダーのゴムカバー内に吹き付け。
黄色丸は上側はシリンダーの窪みにシュー浮かせながら吹き付け、下側もシュー持ち上げて窪みに吹き付けます。
緑丸の位置がシューとバックプレートが当たる部分でシュー持ち上げながら6カ所吹き付けて完了です。
これでやっとドラムカバーが付けれます。
ブレーキのエア抜き
ブレーキホースつまんでたおかげでほぼブレーキフルードも減ってませんが、ブレーキのエア抜きを行います。
ワゴンRはこのブレーキフルードのタンク内にゴミ取りフィルターが入ってて指で持ち上げようとしても取れません。
なのでピックツール使って隙間を探して何とか持ち上げて外します。
やっと外れた!
これまでもブレーキフルードは前回車検時に交換してますがこのフィルター取らずにやってました。
なんかスッキリした気分になりました。
前回のフルード交換の記事は↓
前回のフルード交換の時に使いにくかったフルード自動注入器、赤線の部分が真っ直ぐだったんで使いにくかったので今回は少し曲がったタイプに変えました。
ワゴンRの様にボンネット開けても少し奥まった位置にタンクがある車種にはこの曲がったタイプが良いと思います。
使うブレーキフルードは家にあったDOT4が少なかったので追加購入しました。
別にDOT4高いしDOT3で良いと思いますね。
フルード補給機にフルード300ml程入れてタンクに固定し、レバー(赤丸)を開けてフルードが減ったら自動で給油出来る状態にします。
エア抜きに使う道具は前回同様コンプレッサーに繋いで負圧を利用してフルードを吸い出すタイプを使います。
しかしエアで吸い出すんですが如何せん遅すぎる!
もっと高いヤツ買えばええんだろうけどそんなにお金掛けれないしね。
ゴムキャップを外します。
ブリーダープラグを少し緩めて軽めに締めます。
今回はワイウェイバルブを付けたホースをブリーダープラグに差し込み、ブリーダープラグを緩めます。
この時90度緩めるだけでは通路が狭いのかフルードの出が悪く180度緩めます。
これはサービスマニュアルにも書いてあります。
前回はワンウェイバルブ無かったからエアで吸ったけど、今回はエア圧で負圧にして抜くのは遅いんでブレーキ踏んでやります。
ここでワンウェイバルブについて一言申します。
ワンウェイバルブを単品で持って振るとカタカタ音がするタイプがあり、音は中のボールから出てて分解して確認しました。
今回使うヤツもカタカタ音がします。
これは「音がしたらあかんやろ」と思いバラして中のバネを伸ばしカタカタ音のするボールをクリアランス0にして口を付けて息を入れたら全く空気が通らず結局バネを縮めて元に戻した。
どうやらバネが強すぎるみたいでこの様なカタカタ言うタイプは画像のようにワンウェイバルブを垂直方向に設置して重力も使ってボールを下げた方が(たぶん)良い気がします。
良くネットで見てると普通に水平に設置してる画像や動画もみますが、カタカタ音がするタイプは垂直方向にして使った方が安心して使えると思います。
画像のようにホースを1度持ち上げてブリーダープラグから1番高いホースの位置までの所にワンウェイバルブを設置すればOKで、間違っても高いホース位置からフルード排出タンクまでには設置しない方が良い気がします。
話は戻りこの状態でブレーキを1回踏むとドラム内部から音がしますが、これはシューの自動調整が働きクリアランスが合ったことをお知らせする音です。
ここから何度もブレーキ踏んでフルードを排出させて100mlほど使ってエア抜き終了してブリーダープラグを締めます。
その後クリーナースプレーで綺麗にしてからもう1度ブレーキを強く踏んで、ブリーダープラグとブレーキホースが繋がってる部分から漏れが無いか確かめてからゴムキャップ取り付けます。
ホンマは2人でやって
①1人がブレーキ踏んだままにして固定
②もう1人がその瞬間部ブリーダープラグを緩めてフルードを抜く
③直ぐに締める
④またブレーキ踏んで固定
を繰り返した方が良いと思いますが、なにせ1人作業なんでこれしか無かったんです。
タンク内のフルードも赤矢印がMAXラインなんでその辺に合わせてフルードを注ぎ、フィルターを入れてキャップを締めます。
フルードレベルが分かりにくい場合は裏からライトで照らせば分かりやすくなります。
その後タイヤ付けて試運転してデフオイルの漏れが無ければ完成となります。
備忘録
今回の右リアハブベアリング交換は2023年12月29日午後からと30日に行いました。
走行距離128761㌔での交換でした。
取り出したベアリングが結構錆びてたんで水の浸入が原因でしょうか?
まとめ
今回は愛車ワゴンRスティングレーT(4WD)の左リアハブベアリングの交換を行いました。
2WD車ならかなり簡単なんだが4WD車は自分でやる作業としては結構ハードめの作業だと思いました。
ハードに感じる部分はプレス機やスライドハンマー等あまり普段役に立たない道具が要る事や、グラインダーで削って外す等もあり、人生で1度しかやらないなら間違いなく車屋さんに頼んだ方が安くあがる可能性がありますので、どうしても「自分でしないと気が済まない!」と感じる私の様な方向けの記事になりました。
慣れれば3時間ほどで出来そうな作業ですが次回何時あるのか?と思ってしまいます。
ポイントは部品も多く部品を間違えないように注文することや、あとは道具が揃ってるか?って感じで愛車が1台の場合はまあまあ時間も掛かり作業中は何も買いに行けないので事前の脳内でのシミュレーションが大切になります。
作業的にはドラムブレーキ組むのが面倒でしたが、もう片方のドラムブレーキ見ながら試行錯誤しながら組みました。
あとはグラインダーで削って外すのも時間が掛かるし動くんで万力等で固定しながらやりました。
撮影しながらなんで時間も掛かりましたが、普通にやってもそれなりに時間掛かるしやる方は連休の初日から作業された方がいいですね。
年末に疲れました。
ではでは・・・
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