今回は平成23年式フリード(GB3)のプラグ交換を行いました。
フリードの新車装着のプラグは10万キロ無交換で行けるタイプになります。
新車から丸9年で10万キロも超えた我が家のフリードは初のプラグ交換となります。
今時の車はスペース的にプラグ交換等やりにくい構造になってるんで取り外す部品等詳しく紹介しますのでご覧下さい。
ホンダ フリード(GB3)のプラグ交換時期
我が家の平成23年式(2011年式)フリード(GB3)のプラグ交換時期ですが車載のマニュアルによれば新車から10万キロ無交換でOKになっております。
プラグには種類が有り普通のプラグは2万キロで程で交換が推奨されてますが、フリードに新車装着されているタイプはイリジウムプラグと言って持ちの良いプラグになってます。
しかしイリジウムプラグでも2万キロで交換のタイプも有り注意が必要です。
車屋さんに聞くかメーカーに聞くか車載のマニュアルを読むなりしてマイカーのプラグの交換時期は確かめましょう。
プラグは結構タフに作られていて10万キロも無交換で過ごせるのも凄いことだとは思いますが、私の経験上交換時期で交換しても体感は出来ないことが殆どです。
先日のオッティタイミングベルト交換 ↓ でも外したベルト見てもヒビも無くまだまだ全然使えるなぁ~って言うことが殆どです。
そんな交換しても体感しづらい部品の一つでもあるプラグ交換ですが、メーカーの推奨時期を守り又精神衛生上気になることはやった方が安心できるので交換します。
邪魔な部品を外す
今回のプラグ交換で邪魔になる部品を外しますが、大まかに言えば赤丸で囲ったこの辺の部品を外していきます。
ワイパーのナットを隠してるカバー(赤丸)を外します。
被ってるだけなんで指で上に引っ張るか、小さめのマイナスドライバーで起こして上に引っ張って外します。
ナットカバーが外せたらワイパーを留めてるナット(赤丸)を外します。
17ミリのナットなんでラチェットかメガネで外します。
ワイパーは普段通りの位置の時に外します。
なので前回乗ったときに雨降りでワイパーの位置が途中でキーを切って止ってるようなら普段通りの位置に必ずしてから取り外しをします。
フロントガラスが汚れていればワイパーが当たってる部分は汚れで分かるので取り付ける際はそれも参考にします。
運転席側の端のカバーを取りますが、取る前の画像を忘れてますね。
赤丸の位置と赤の三角の位置にはめ込みで留ってますので上に引っ張って外します。
その時に赤の三角のクリップが割れやすいので気をつけます。
画像は予想通り赤三角の位置は割れて外れました。
画像は車体側ですが赤丸3カ所と赤三角の位置にハマってます。
画像では分かり難いが赤三角の位置に白いクリップが割れて残ってます。
この場合気になる方は白いクリップを買って下さい。
私は完全に割れてなかったので再利用します。
助手席側の端カバーですが赤丸2カ所と赤三角の位置で留ってますので上に引っ張り外します。
こっち側は赤三角の位置に白いクリップが見えるんで綺麗に割れずに外せました。
今度は赤丸のクリップを外します。
上から刺さってるだけですので内張外しやマイナスドライバーで起こして外します。
もう片側も同じようにクリップを外します。
外し方は運転席側と同じです。
上に持ち上げて大きな部品(カバー)が外れました。
フロントガラス下の赤丸の穴(沢山ある)は上に持ち上げて外し、赤の点のあたりに鉄カバーに引っかかって留ってます。
大きな部品(カバー)は赤丸1個(沢山ある)で刺さってたり、赤丸4つは鉄カバーに引っかけてあったりします。
大きな部品にはウォッシャーのホースが留ってるんでホースを外しホースを抜きます。
次は鉄の大きなカバーを外します。
赤丸8カ所に10ミリボルトで留ってるんで長めのラチェットのエクステンションがあれば簡単に外せます。
鉄のカバーも外れてこれでプラグにアクセス出来るようになりました。
外れた鉄のカバーはこの大きさです。
それでは今度はプラグを外していきましょう。
プラグを外す
プラグは鉄カバーが付いてた下の方でフロントガラスの前端下くらいの奥まった位置にあります。
尚且つボンネットを低くエンジンの高さを抑えるためなのかエンジンヘッドが車両リア側に傾いていて(後傾してる)整備性は悪いと思います。
手を突っ込み手探りみたいな状態での作業になりそうです。
画像のダイレクトイグニッションを外しますが10ミリボルトで留ってます。
赤矢印のブルーのカプラーも外しますが、カプラーは矢印の先っぽくらいに爪が有り爪を押さえながら引っ張って抜きます。
ボルトとカプラーが外せたらダイレクトイグニッションは上に抜きます。
フリードは4気筒なんで4カ所同じ作業をして外します。
4カ所のダイレクトイグニッションを外す際に1番助手席側のダイレクトイグニッションにこんなカプラーがあって邪魔になります。
赤線の鉄部分にカプラー本体がブラブラしないように刺さって留ってるんで、カプラーごと(刺さったまま)鉄部分から引っこ抜きカプラーをフリーな状態にしてダイレクトイグニッションを外します。
はーい、4気筒で4本ダイレクトイグニッションが外せました。
ダイレクトイグニションも消耗部品なんでプラグに火花が飛ばないとかで交換することもありますが今回はそのまま使います。
プラグレンチにエクステンション付けてラチェットでプラグを外します。
プラグの状態は結構良いのでは無いですか?
ホンマに10万キロ走ったか?って感じに見えます。
まだ10万キロくらい持ちそうに見えるのは私だけでしょうか?
フリードは普通走行中は1200回転くらいの超低回転で走りますので昔の車や軽商用車よりヘタリや減りは少ないのかな???
これでプラグも外れたんで新品プラグを付けましょう。
新品プラグVK20を付ける
今回(も)使うプラグはデンソーのイリジウムタフのVK20になります。
このプラグも10万キロ持つタイプになります。
私は毎度ワゴンRもオッティも友人のエブリィもこのプラグを使ってます。
これしか使ったこと無いんで良さとかは分かりませんが良いと信じてます。
いやぁ~いつ見ても新品プラグは綺麗やね
毎度のことですがプラグのネジ部分に熱によるネジ山の固着を防ぐ意味で耐熱性の高いアンチシーズグリスを塗り組みます。
しかしプラグメーカーはグリスをネジ山に塗ることは推奨していないことも有ります。
グリスを塗ったことで滑りも良くなりオーバートルクで締める事があるからとか緩みやすいとかあるんでしょが、私は自己責任で塗ってます。
この後プラグを組みましたが画像は無しです。
締め付けトルクは25Nmです。
しっかりとトルクレンチで締めました。
ダイレクトイグニッションが組めたらワイパー周辺の部品を組む前に1度エンジンを掛けてみます。
エンジン掛かればOKです。
もしエンジンが掛からなければダイレクトイグニッションのカプラー忘れやダイレクトイグニッションがしっかり刺さって無いとか、最悪ダイレクトイグニッションが壊れてるとかあるんで確認して必要なら部品を変えましょう。
普通は何事も無かったようにエンジンは掛かりますし私のフリードもエンジンは掛かりました。
バラした部品を組み立てる
鉄のカバーを組みます。
10ミリボルト8本で留めます。
大きなプラ製カバーを付けます。
両端にプラ製の押さえで留めます。
私は運転席側は紛失して無くしました。
無しで留めます。
両端のパーツを組みますが、上から押さえて留めます。
見れば分かりますがピラーに少し引っかけるような作りになってます。
反対側も上から押さえて留めます。
ワイパーを付けたら完成です。
ワイパーは位置を合わせ17ミリナットで留めてナットカバーを付けます。
作業時間は画像色々撮りながら1時間~2時間以内って感じになりました。
記録用画像ですが今回のフリードのプラグ交換は105747キロでした。
新車から9年1ヶ月でした。
まとめ
今回の作業は平成23年式のフリード(GB3)のプラグ交換をしました。
フリードは新車時から10万キロ持つプラグが付いてたんで10万キロを超えたこの時期の交換となりました。
交換するための部品外しに関してですが、近年の車はこんな感じなんでしょうがワイパー付近のカバーを外す作業が必要でちょっと手間が掛かりました。
エンジンのヘッド丸見えの車がやっぱ整備性は良いですね。
10年使った新車装着のプラグは減りも少なくまだまだ使えそうな雰囲気でした。
このブログ見て「自分でやってみよう」と思った方は参考にして下さい。
ではでは・・・
コメント
こんにちは。
フリードのスパークプラグ交換を行う上でとても参考になりました。
写真もコメントも丁寧で本当にわかりやすかったです。
ありがとうございました。
吉田 猛様
ブログをご覧頂き、又コメントまでありがとうございます。
フリードのプラグ交換の記事を参考にされて交換をされたということで私自身も書いた甲斐があったと思ってます。
毎回一人で作業も撮影もしてるんで作業に没頭して画像が撮れてなかったりする事が多いんです。
これまでもですが、これからも誰かの参考になる記事を書いていきたいと思ってます。
改めてこの記事も読みましたが確かに細かく書いてますね。
又参考になる記事があればご覧下さい。
ありがとうございました。