今回は愛車ワゴンRに付けているK&Nエアクリーナーのメンテナンスを行いました。
K&Nのエアクリーナーはメンテナンスすれば交換は不要なんで壊れるまで使えるんですが、メンテナンスも簡単なんで「メンテナンスってなんだ?」って方向けにも詳しく紹介します。
メンテナンスしながら繰り返し使えるK&Nエアクリーナー
まずはK&Nエアクリーナーの紹介です。
このK&Nエアクリーナーは洗ってオイル塗布すれば繰り返し使えるエアクリーナーで、純正エアクリーナーは普通汚れたら交換となりますが、これはある意味「エコ」ですが結構値段も高いんでお財布的には厳しいエアクリーナーです。
メーカーサイトは↓
K&Nエアクリーナーのメンテナンス
それではここからK&Nエアクリーナーをメンテナンスしていきます。
メーカーさんのメンテナンス方法のページも一緒にご覧下さい↓
エアクリーナーを外す
まずはエアクリーナーを外します。
このエアクリーナーは以前乗ってたハーレーのエアクリーナーでエレメント部分だけ残ってたんで自分でパイプ作って取付してます。
記事は↓
エアクリーナーはパイプにホースバンドで留まってるんでマイナスドライバーでホースバンド緩めて引っこ抜くように外します。
スペース的な問題で中間パイプごと外しました。
ご覧のように塩ビパイプで作ったパイプにアルミテープ巻いた貧乏パイプです。
外れたエレメントです。
それほど汚れた感じは無いですが後に分かりますがオイルの色も抜けてます。
K&Nメンテナンスキット
メンテナンスはK&Nの「リチャージャー」って名前のメンテナンスキットを使って行います。
左側のボトルスプレーが汚れたエレメントに吹き付けて使うクリーナーで、右側のスプレーが清掃後に使うエアフィルターオイルです。
この2本を使って洗浄とオイルの塗布をします。
エアフィルターの洗浄
エレメントの洗浄を行いますがやることはスプレーして30分放置します。
別に台所用中性洗剤でも良い気がしますが、これ持ってるんでスプレーします。
年に1回ほどしかメンテしないんでこのボトルでも10年ほど使えそうな気がします。
吹き付けて30分待ってバケツに水汲んで洗い流します。
エアクリーナーとしてエレメント外部から吸い込むんで中から外に向かって流しましょう。
決してバケツに溜まった汚れをフィルター内部に入れないように注意して洗い流します。
まあまあ綺麗になりました。
水が少し赤い色が付いてるのがフィルターに染みこんでるオイルが流れた色です。
洗浄後は乾燥させます。
私の場合ブロアーを使って水気をあらかた飛ばしました。
この日は気温25度以上あったので良かったですが、冬場などは乾かすのにドライヤー等使った方が早く乾かせますね。
しかしドライヤー使って乾かす場合は結構匂いがするんで、家の中より外か風通しの良い場所でやりましょう。
8割以上は乾いたんでコレにて洗浄は完了です。
時計は特に意味ないですが28.6度あったようです。
オイルの塗布
乾いたエレメントに吸気時にゴミの吸い込みを抑えるオイルを塗布します。
これはスプレー式ですが、このオイルで普通に垂らして使うタイプ(ボトル式)もあるんで購入される方はスプレー式をお勧めします。
この湿式エアクリーナーは昔風に言うとキャブ内が汚れるとか言う方もおられますが、使ってて不具合は出たこと無いんで問題なしと考えてます。
部分的にスプレーしましたがこの様に赤い色のスプレーで塗った場所と塗ってない場所が分かりやすいです。
ベトベトにスプレーしなくてもある程度染みこんで伸びて行く感じです。
私垂らして使うボトル式も使ったことありますが少し塗って染みこんで伸びていくのを待つ感じでスプレー式と比べて時間が掛かります。
まんべんなくスプレーしたら出来上がりです。
さっさと組みましょう。
元通りにエレメントを組む
外した逆順に組み立てます。
このエレメントカバーは「レインソックス」と言います。
元々バイク用なんで雨降りとか走らせてもエレメントが濡れないようにする目的があります。
ワゴンRは車なんでレインソックスは必要ありませんが、何となく水たまり通過時にも濡れないように付けてます。
しかし元々車も「スプラッシュガード」って言う樹脂製のカバーが前輪の内側に付いてるんで必要性はないですが・・・
備忘録
K&Nエアクリーナーエレメントの洗浄&オイル塗布は2024年6月20日に走行距離135019㌔にて行いました。
まとめ
今回は愛車ワゴンRに以前取り付けたK&Nエアクリーナーのメンテナンスを行いました。
このエレメントは汚れたら洗って汚れを落とし乾燥させて専用オイルを塗布すれば使えるエレメントになります。
尚K&Nエレメント専用のメンテナンスキットなる物が販売されてて今回もソレ使います。
車両からエレメント部分だけ取り外し専用のクリーナーを吹き付けて30分放置後すすぎます。
しっかりすすぎが完了したら乾燥させます。
今は時期的に気温25度以上あったんで1時間も置いとけば(基本陰干し)乾きますが、冬場などはドライヤー等使って乾かした方が良いでしょう。
乾燥後はスプレー式のオイルを薄く吹き付けて完了です。
このメンテナンスキットはオイルはスプレー式とボトル式がありどっちも使ったことありますがスプレー式の方が使いやすいです。
オイルが濡れたら取り外しの逆の手順で組み付けて完了です。
K&Nエレメントは湿式と呼ばれるタイプで(純正は乾式)インジェクション車には空気の流路が汚れるとか見たことありますが今のところ不具合は無いです。
このエレメントはかなり刺激的な吸気音を放つんでターボ車はアクセル戻すと「プシュン」と空気を逃がす音が派手にして、アクセル踏んでの吸気音とアクセル戻してのバックタービン音が楽しめます。
以上メンテナンス記録でした。
ではでは・・・
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