今回はアマゾン等でよく見る汎用エアクリーナーの取付をやってみたいと思います。
結果を先に申しますと汎用エアクリの取付は無理でございました。
このままでは面白くないので自分で持ってるパーツを使い自作してエアクリーナーを取り付けしてみました。
結構簡単に出来たんでご覧下さい。
汎用エアクリーナー
これが今回取り付けるアマゾン等で売ってる汎用エアクリーナーになります。
エアフィルターも結構カッコ良くエンジンルーム内の見栄えは上がりそうなパーツです。
左のパイプが直径75ミリあってかなり太いです。
青いホースはブリザーホースでタペットカバー上部からエアクリに繋がるパイプです。
えあをふぃるたーの裏返してみました。
75ミリパイプが刺さるエアフィルターなんでデカいです。
パイプに付いてる赤いゴムホースは75ミリから62ミリくらいに径を変換できるホースです。
純正エアクリーナーの取り外し
赤丸の10ミリボルト3本とワンタッチクリップ1個を外し、プラスネジ2本を緩めます。
まずは黄色で囲った部分だけ取り外します。
上に引っ張り上げるように外れます。
残りのパーツも上に挽く抜くように外します。
これで純正エアクリーナーが外せました。
汎用エアクリーナーを付ける
ここから購入した汎用エアクリーナーを取り付けるんですが、結果だけ言ってしまえば取付は不可能でした。
汎用エアクリーナーを紹介した所でも書きましたがパイプ径は75ミリで75ミリから細くするホースは62ミリくらいの径で、私のワゴンRにはそんな径の取付出来るパイプは存在しませんでした。
もっとサクションパイプを買えば取付は可能でしょうが、汎用エアクリーナーだけ買っての取付は不可でした。
私のワゴンRはターボ車なんでひょっとしたらノンターボのワゴンRなら可能かも知れませんね。
ハスラーもスペーシアも1代前の車両のターボ車は同じ取り回しだと思うんでターボ付車には取付は出来ないと考えた方が良さそうですね。
せっかく純正エアクリーナー外したのに・・・・
手持ちのエアクリーナーを使いむき出しエアクリーナーを付ける
スクリーミンイーグルハイフローエアクリーナー
私以前バイクでハーレーダビッドソン乗ってまして、その時に取り付けてたエアクリーナーのエレメントだけ持ってました。
「スクリーミンイーグルヘビーブリーザーエアクリーナー」って言いまして取り付けキット込みなら4万~6万ほどするヤツです。
このエアフィルターも短いヤツ付けてたんで長いヤツは余ってて処分してませんでした。
このフィルター単体でも1.5万~2万ほどしたと思うんでやっぱハーレーのパーツは高いなぁ~って思いました。。
このエアクリを付けたときの記事は↓
ワゴンRに付けたら見えませんがメッキ仕上げでスクリーミンイーグルってレーザー刻印してあります。
「スクリーミンイーグル」ってのはハーレーダビッドソン純正オプションパーツで主にハイパフォーマンスになるパーツが多い印象です。
ちなみにこの逆の方にパイプ取り付ける部分がありますが70ミリほどの径になります。
このフィルターK&Nですので湿式となりメンテナンスキットでメンテしてあります。
尚メンテナンスキットはオイルはスプレー式が使いやすいです。
ボトル式は染みこますのに時間が掛かります。
ホームセンターでパイプ部品購入
加工も簡単なパイプとしては塩ビ管が簡単です。
ホームセンター(コメリ)で買ってきました。
パイプ部分は1m売りの塩ビパイプ(VP40)です。
塩ビ管からエアクリに繋がる異形パイプはTSソケットで外径70ミリから50ミリに細く出来ます。
45度くらいの継手も2個買いましたが1個しか使いませんでした。
ホースバンドはこれを結局3個買いました。
加工しながらパイプを作る
ブリザーパイプが刺さる部分をステップドリルで穴開けて作ります。
ステップドリルはあれば結構役に立ちます。
タービンのインレットパイプですが外径46ミリか47ミリくらいです。
ここに塩ビパイプで作るサクションパイプを取り付けます。
黄色丸の塩ビ管は長さを色々作って良い位置に来るように調整が必要です。
最初は45度パイプと異形パイプを最短の短めで製作しました。
青いホースがブリザーパイプで汎用エアクリに付いてたホースです。
タペットカバーにホース挿しただけですがこれだけで固定できるっぽいです。
とりあえずエアクリも装着して眺めてみますが、干渉してるところとか確認します。
結局使えなかった汎用エアクリですがブリザーホースだけ使えましたね。
最終的に中間に取り付ける塩ビパイプは10センチが良い感じになりました。
塩ビ管にアルミテープ貼ってそれらしく見えるでしょうか?
まだ中間塩ビパイプ(10センチ)はアルミテープ貼ってませんがこの後貼りました。
ちなみにアルミテープは導電性アルミテープで静電気防止になるように使ってみました。
各部ホースバンドで締めて完成となりました。
後日ですがパイプにもアルミテープ貼ってエレメントの部分にスクリーミンイーグル製レインソックス取り付けました。
バイクはエアクリも雨にあたるんでレイン用カバーがあってそれを「レインソックス」って呼びます。
車にハーレー用パーツは???だがある物を流用って事です。
こんな感じで固めのストッキングみたいな感じの物で吸入抵抗が減りすぎてるワゴンRの抵抗が少し増えてくれたらなぁ~って思ってます。
あと汚れ防止もね。
音的には変化無しです。
ハーレー乗りの方に見せることも無いと思うが「ヘェ~」って思われるでしょうね。
むき出しエアクリインプレ
ここからは交換して走ってみてのインプレとなります。
基本ターボ車ゆえ低速トルクとか十分あるんで純正エアクリーナーと比べて「低速が無くなった」とかは全く問題ない感じです。
問題があるとすれば燃費が少し悪くなりました。
燃費は気温で大きく変わる(20%位)んで季節によりけりですが、この春の感じからすれば純正エアクリの時にはエアコンオフ状態で21.5キロ~22キロの間だった燃費が、20.5キロ~20.8キロ位に悪化し5%程燃費は悪くなった感じです。
音的な感じは50キロで巡航してるときはノーマルと同じですがそこからアクセル開けると「シュー」って感じで吸ってる感は抜群です。
私の車はブースト計をOBDから取ってるので負圧状態(0以下)は全く純正と変わらない音で、ブーストが0以上(正圧)になると「シュー」って音がする感じです。
アクセル踏んでる状態からアクセル戻すと「プシュー」って感じでブローオフバルブの音かバックタービン音が派手にします。
あくまで運転席に座っての音なんで外から聞いた感じは分りません。
ざっと燃費が悪くなったのが良くないポイントですが、少しだけ音が楽しめるんで当分このまま行く予定です。
まとめ
今回はアマゾン等でよく見る汎用エアクリーナーを購入して取り付けてみようとしましたが、結果は私のワゴンRスティングレーTには径が合わず取付は出来ませんでした。
このまま「あ~ぁダメだった」となるところですが、私以前ハーレー乗ってましてその時のむき出しタイプのエアクリーナーのエレメントが残っており「何とか着かない物か?」と思案して取付を行いました。
買ってきた物は近所のホームセンターで揃いまして無事取付が出来ました。
塩ビ管で作ったパイプにエアクリーナーを付けてみました。
走行インプレとしては燃費は少し悪化(5%位)して定速走行時は何も変化はありませんが、少し加速のためにアクセル踏むと「シュー」って音がしてアクセル戻すと「プシュー」って感じで音的には賑やかな感じになりました。
同じようなエンジンを搭載してる旧モデルハスラー(ターボ付き)や旧モデルスペーシア(ターボ付き)車両にも流用できる内容かと思います。
燃費悪化は悲しいですが当分音を楽しみたいと思います。
ではでは・・・
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