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ワゴンR(MH23S)のドライブシャフトブーツ交換

MH23Sドライブシャフトブーツ交換1
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今回は平成20年式走行195000キロの我が家のワゴンRのドライブシャフトブーツが破れました。

昔より持ちが良くなった今時のドライブシャフトブーツ、それでもさすがに距離が延びれば破れます。

今回は社外品の分割式のドライブシャフトブーツを使い交換します。

ご覧ください。

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MH23SワゴンRの破れたドライブシャフトブーツ

破れたMH23Sドライブシャフトブーツ

エンジンの動力をミッション、デフ、を通じてドライブシャフトに伝わりハブに装着されたタイヤに伝わり車は動きます。

前輪駆動の車はハンドルを切るんでハンドルを切っても動力が伝わるようにジョイント状(凸と凹)になってるんでハンドル切ってても動力は伝わります。

ジョイント部分はグリスがベットリ付いてて摩耗を防いでくれてます。

そのジョイント部分は蛇腹状のカバーがありジョイント部分のグリスにゴミ等が入らないように囲まれてます。

ハンドルを切るたびに動く蛇腹状のブーツなんで距離が延びれば最後は画像のように破れます。

破れるとゴミ等が入ったりグリスが飛び散ったりして故障の原因になります。

街中を走ってる車で交差点を「カラカラカラ」なんて音がしてる車はブーツが破れグリスが無くなって音がしてる(自分は経験無なんであくまで聞いた話)と聞いたことがあります。

以前はここがゴム製だったんで5万キロくらいで破れましたが、今時(と言っても平成20年式)の車は樹脂製になってて破れにくくなってるみたいです。

我が家のワゴンRも今回は左前輪が195000キロで破れましたが、右前輪は前回の車検時に180000キロオーバーで交換済みです。

なので普通の方が1年に10000キロ乗っても10年以上の耐久性があります。

それでは交換作業に入りましょう。

破れたドライブシャフトブーツを切って外す

ブーツのバンドを外す

ドライブシャフトブーツ(以下ブーツ)は蛇腹状の車体側も車輪側も金属製のバンドで留まってます。

画像のようにマイナスドライバーやニッパーやペンチを駆使してバンドを外します。

バンドが外れたらハサミやニッパー、カッターを使いブーツを切ってシャフトから外します。

外した切れたブーツ

シャフトから外したブーツです。

19万キロご苦労様であった!

ジョイント部分はグリスがコテコテです

ブーツが外れたジョイント部分はグリスでコテコテです。

コテコテのグリスをウエス等で拭いて綺麗にします。

ウエス等で拭きますがなかなか綺麗にはなりませんね~

ジョイント部分を拭いて綺麗になった

適当ですがある程度グリスが拭けたら諦めましょう。

尚この段階でブレーキディスクを回してゴリゴリするようなら他の原因が考えられます。

例えばハブベアリングとか・・・

ホンマは車両をジャッキアップした際にタイヤを回したり揺すったりしてベアリング等の不具合が無いか確かめた方が良いね。

そんな感じでブーツを外し掃除も出来たんで次に進みます。

ドライブシャフトブーツセット

今回の部品の品番はB-C03 MH23S用

日立製の部品です。

大体4000円程で買えます。

中身を確認します。

開封して中身の確認

中身は上段左よりグリス、ブーツ本体

下段左よりグロメット、バンド大小、その下ブーツ用接着剤、乾燥用カイロ、説明書になってます。

ブーツを組む

ブーツと接着剤

まずはブーツ本体と接着剤を用意します。

ブーツの溝に接着剤を流す

凸と凹みたいな形状になってるんで凹状の方に接着剤を流し込み

シャフトにブーツを通し接着

ドライブシャフトに通して凸と凹を合わして接着します。

この時に必ずブーツの細い側が車両内側でブーツの大きい側がタイヤ側になるように組みましょう。

これ間違ってたら最悪もう1度部品買う事になりかねませんよ!

接着場所をカイロで温めて乾かす

キットにはカイロのようなものが入っててブーツの繋ぎ目を上にしてカイロを上に置き暖めます。

角度を変えてブーツにカイロを乗せた所

別角度からの画像ですがこのまま10分程放置して接着剤を乾かします。

ちょっとコーヒーブレイクが出来ますね。

カイロで温めてから10分経って接着完了

10分経ちカイロを取って接着が完全か確かめます。

付属のグリス

今度は付属のグリスを用意します。

ジョイント部分にグリスを流す

ブーツを車両内側に寄せてジョイント部分にグリスを塗ります。

この画像見て気づきましたがジョイント内側しかグリス塗って無かった!

たぶん外側も塗るはずですが内側も外側もボール部分で繋がってるんで多分問題無にしときます。

ブーツの小さい側のグロメット

グリスが塗れたら今度はブーツを固定していきます。

画像はグロメット(小)でシャフトとブーツの細い方の間に挟んで固定して隙間を埋める物です。

グロメットも切れ目がありシャフトに巻きつけるように固定します。

グロメットを合わせる溝

画像はシャフトの窪み?溝?にグロメットが来るように合わせます。

この時点で改めてシャフトの溝の部分をクリーナー等で脱脂しときます。

ブーツの小さい側にグロメット装着

溝に合わせてグロメットを装着してブーツを被せます。

この作業ですがグロメットも切れ目があるんで固定が難しく、ブーツを被せたらグロメットがズレル感じでなかなか思うように進みませんでした。

合わせ方はブーツの切れ目とグロメットの切れ目が同じ位置にならないように合わせます。

バンド説明書

グロメットとブーツの細い方を合わせたらバンドで固定しますが、まずは説明書を熟読します。

簡単に言えばレバーを引っかけてバンドを締めてバックルを曲げて固定します。

小さい方のバンド

このバンド説明書の通りですがやり難いバンドです。

バンドを取り付けてる途中

引っかけた所ですがここからレバー部をこっちに曲げてバックルを折り曲げて固定ですが、一人では「手がもう1本あれば」と痛感する作りです。

レバーをマイナスドライバー等で押しつけてバックルをマイナスドライバーかペンチで曲げます。

バンド装着完了

なんとか固定出来ました!

ここだけは1人が車両下にもぐり、もう一人が上からの作業にすれば簡単ですね。

大きい方のグロメット

小さい方が固定出来たんで今度は大きい方です。

大きいグロメットを先に合わせてみて固定するポイントを探します。

グロメットに溝があるんで合わせる位置はおのずと解ると思います。

大きい方のグロメットを固定してブーツを被した所

グロメットを入れてブーツを被せました。

こっちも切れ目を同じ位置にしないようにずらして合わせました。

大きい方のバンド

大きい方のバンドを用意しますが、固定方法やらは小さいバンドと同じです。

大きいバンドも無事固定完了

大きい方のバンドも固定完了!

小さいバンド以上に「もう1本手があれば」と思いました。

これにてドライブシャフトブーツ取り替えも完了です。

タイヤも付けて無事終了

タイヤも付けて無事終わりました。

ドライブシャフトブーツ取り替え時の走行距離195025キロ

備忘録ですが195025キロでの交換となりました。

まとめ

今回平成20年式MH23SワゴンRスティングレーの左ドライブシャフトブーツが破れたんで交換しました。

以前と比べブーツの持ちも良くなり195000キロでの交換となりました。

分割式なんで特に難しい作業は無いですが「もう1本手があれば・・・」なんて思える部分もあったんで2人で作業される方が早く出来ます。

ではでは・・・

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