友人からの依頼で1年放置車のメンテを頼まれました。
今まで1年も放置した車をマジマジと見たこと無かったが、そりゃ~スゲ~汚いです!
まずは現状の外観の確認とバッテリー交換をしますのでご覧下さい。
1年放置車の外観
今回は昨年2月以降全く乗ってないエブリィをメンテします。
まずはメンテ前の外観からご覧下さい。
現状埃まみれで汚い外観ですが、もっと詳しくアップで見ていきましょう。
なかなか見れないガラスの汚れ具合です。
屋根ですがザラザラです。
色々サビサビになってます。
点々の錆がそこら中にありますね。
スライドドアの角??エッジ???の部分もサビサビ!
結構錆が浸食して見えますね。
ステップも錆が多いな!
屋根部分が1番酷いかな、汚れもですが錆も酷いね。
と、ざっと外観を見ていきましたが、まずは動くようにしましょう。
バッテリーの交換
完全にバッテリーが上がってる状態で、キーをオンにしてもメーター内の警告灯も全く点かないです。
バッテリーを念のため交換します。
エブリーのバッテリーの外し方
エブリィは室内にバッテリーがある車でバックドアを開けてカーペットをめくるとバッテリーが入ってるカバーが現れます。
手で回せるネジが2本あるんで緩めて外します。
電圧測るつもりが設定を間違えてますね。
バッテリーの上の押さえを外します。
ナットの8ミリを緩めていくと
バッテリーの上の押さえが外せました。
片側はボディーに引っかけてあり、もう片側はナットで固定ですが棒状の先っぽをボディーに掛けてナットで外れないように固定されてます。
10ミリのスパナでバッテリーの端子に留まってる配線を外したらバッテリーを持ち上げて外せました。
この時に注意することはプラス端子側の配線を外すときにスパナやメガネをボディーに触れさせないことです。
ボディーに工具が触れるとバッテリーがショートして火花が出ます。
ホンマは専用のスパナがあり手で持つ部分がナイロンとかで覆われててボディーに工具が触れてもショートしないです。
こんなヤツです↓
新品バッテリーを取り付ける
買ったバッテリーはパナソニックのCAOSの60B-19Lになります。
結構評判は良いバッテリーだと思って我が家はフリードもオッティもワゴンRもこのバッテリー使ってます。
ワゴンRはもう6年半も使ってますが電圧も十分維持してくれてるんで耐久性も悪くないと思います。
新品バッテリーをバッテリーの収まる位置に入れますが、カオスカオスバッテリーには手で持てるようにホルダーが付いてるんで重いバッテリーも入れやすくなってます。
取り外しの逆の手順でバッテリーの押さえも取り付けて電圧チェック!
12.78VあるんでOKでしょう。
だいたいですが元気なバッテリーなら車載状態で13V位あるのが普通だと思います。
我が家の6年半カオスバッテリー使ってるワゴンRは13.01Vありました。
バッテリーのカバーも取り外した逆の手順で組んでバッテリーの取り付けも完了です。
これでセルも回るはずです。
エンジンを掛けてみる
エンジンオイルのチェック
エブリィのエンジンを掛けてみるにあたりエンジンオイルをチェックします。
エブリィは運転席のシート下のカバーをめくります。
カバーをめくると金具があるんで上に持ち上げるようにしてロックを解除して外します。
これでシートが持ち上げれますが、持ち上げにくいときはシートを前にスライドしたりしたら持ち上げやすくなります。
これでエンジンにアクセスできます。
運転席を持ち上げてエンジンが見えたんでエンジンオイルのチェックをします。
黄色い物がオイルレベルゲージになります。
1度抜いてレベルゲージを拭いてからもう1度挿して抜きます。
オーナーよりエンジンオイルを交換してすぐに放置状態になったと聞いてましたが、当然オイルの汚れも無く量もしっかり入ってるみたいです。
新品みたいな色のオイルです。
オイル交換より1年ちょっと経ってますがこのままエンジン掛けても大丈夫そうに思えました。
エンジンを掛ける
キーをオンにしたらメーター内のインジケーターも普通に点灯してエンジン掛ける準備はOK!
動画じゃ無いんで伝わりにくいがエンジンも掛かり暖気して少しエンジンを空ぶかししたが異音も無く至って普通です。
ミッションもDに入れたりRにi れて前後に少し動かしましたがブレーキの固着も無さそうでした。
今日はここまでですが、色々オーナーから注文を聞いてるんで少しの間メンテナンスを続けますね~。
まとめ
友人の1年丸々放置車の現状の確認と、上がったバッテリーの交換作業とエンジン始動からの各部の点検も簡単に行いました。
外観の状態も錆やらも酷く結構なメンテナンスの時間が掛かりそうな予感がします。
まぁ~暇つぶしには丁度良いかな!
ではでは・・・
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