今回は友人のDA64Vエブリィのブレーキパッド交換をしました。
距離の割にはまだ半分くらいありましたが10年ほど走ってるんで交換します。
それではご覧下さい。
DA64Vのブレーキパッド
今回使うブレーキパッドは男前モノタロウのヤツです。
回転方向は面取りが大きくしてあります。
画像の左右方向は面取りがしてないんで組む時にヤスリで削ってから組みたいと思います。
ブレーキパッドを外す
ホイールナットを緩めてからジャッキアップします。
キャリパーはサビサビですがローターは綺麗ですね。
キャリパーはキャリパー部分とキャリパーサポート部分に分かれます。
キャリパーだけ持ち上げれるようにキャリパーサポートの内側から14ミリのメガネで上のネジは緩めるだけ、下のネジは完全に外します。
上のネジは緩めただけなんでこのように上向きにキャリパーを持ち上げてブレーキパッドを外します。
パッドは手前に引っ張れば簡単に外れます。
ローター内側のパッドは画像の奥に押す方向に外れます。
キャリパーは画像のように針金で上から釣るようにしてます。
針金ハンガーをバラシてキャリパーを釣ってスプリングに引っかけるのが簡単でいいですね。
キャリパーは出来る場所だけでもパーツクリーナー等で綺麗にしておきましょう。
新品パッドを組む
回転方向は面取りがされてますが画像の上下方向はヤスリで面取りをしておきます。
パッドは意外と柔らかいんで簡単に面取りは出来ます。
あら~画像忘れがありました!
キャリパーのピストンを押し込みますが作業に没頭してて画像無です。
又の機会に自作ピストン戻しツールを紹介します。
ブレーキパッドのこの部分にカッパーグリス等耐熱型のグリスを塗ります。
この後キャリパーサポートにパッドを組みます。
外側パッドはこんな風にカッパーグリス塗って
鳴き止めのシムをはめます。
画像右上のピストン側もカッパーグリス塗ります。
この後針金外してキャリパーを元の位置に収めますが、外側のパッドをコの字型のキャリパーが当たる部分のパッドにもカッパーグリス塗ります。
最初に外した14ミリボルトを付ければ完成です。
タイヤをはめてジャッキを下ろしましょう。
完成後の儀式(重要)
ジャッキを下ろして試運転する前に大事なことがあります。
ピストンを押し込んで本来の位置にピストンはありませんので走る前には必ずブレーキペダル数回踏みます。
最初は奥まで踏める感じですが数回で踏み代も戻ります。
これやらないと走りだし一発目のブレーキが効きません!!
新品パッドを組むとパッドが厚くなるんでピストンが少し戻る方向に動きます。
その為ブレーキリザーブタンク内の油面が少し上がります。
ペラペラに減ったパッドを交換する場合ピストン押し込むとリザーブタンクからあふれ出しそうになるんでリザーブタンクを見ながらピストンは戻します。
今回はパッド半分くらいでの交換だったのでこの程度油面が上がりました。
画像では解りにくいがアッパーの少し上くらいなんでこのままにしておきます。
この後試運転して効き具合を確認してホンマの完成です。
まとめ
今回はDA64Vエブリィのブレーキパッド交換をしました。
用意したものは
ジャッキ=車を上げる
十字レンチ=タイヤを外す
14ミリメガネ=キャリパーを外す(持ち上げる)
ヤスリ=パッドを削る
針金=キャリパーを浮かして固定する
カッパーグリス=パッドに鳴き止めに塗る
自作ピストン戻しツール=新品ピストン入れる時にピストンを押し込む
クリーナースプレー=各部を綺麗にする
この程度の物で出来ました。
ブレーキは作業の失敗は許されないので慎重にやりましょう。
最後のブレーキの踏み代の確認は必ずやってから走りましょう。
ではでは・・・
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