今回は1カ月ほど前から愛車オッティのリアハブベアリングから異音が出てて、簡単そうなんで自分で交換してみました。
交換後は至って普通に音も無く走ってくれてます。
ばらし方から組み込み方まで詳しく紹介していきますのでご覧下さい。
オッティのリアハブからの異音
まずは解りにくいですが動画をご覧ください。
非情に解りにくいですが最初に回すのが右リアタイヤですが「コォ~」とか「サ~」って感じで異音が出てます。
左リア側のタイヤはほぼ無音で回るんでボリュームを大きくしたら聞こえるかな?
こんな感じに気付いたのは1カ月近く前でオッティは元々騒がしい車で防音性も低いんでエンジン掛かっててアクセル踏んでる時は聞こえないんですが、綺麗な道の下り坂ならエンジン音も小さくなるんで音に気付いた次第です。
それからネットで色々調べて部品番号等も解り注文して本日交換したわけでございます。
それではやってみましょう。
リアハブベアリングの取り外し

タイヤを外す部分は割愛しますが、ハブナットカバーをマイナスドライバー等でこぜて外します。

ハブナットを24ミリのソケットで外しますが結構固いんでブレーカーバーで回しました。

ハブナットが外れたらハブカバー?ドラムブレーキ部分を外します。
これでリアハブベアリング部分が車体から外せたことになります。

ベアリングイン側は面一になってて

アウト側ベアリングは少し引っ込んでて約8ミリ引っ込んでます。

画像のように木を用意してその上にブレーキドラム部分をアウト側を下にして置きホイール留めるボルトが下に当たらないようにします。
ベアリングに入る程度の棒を用意してアウト側のベアリングを打ち抜きます。
意外と簡単に抜けますよ。

抜けました~カラーも一緒に落ちてきましたね~

イン側も同じ要領でしますが十字レンチの24ミリがちょうどでした。

アウト側も抜けました!

外したベアリングを指で回してみたらアウト側の小さい方のベアリングがゴリゴリしました。
画像はダストシールを小さなマイナスドライバーでめくり中身を確認してます。
ドロドロのグリスが封入してありました。
これでベアリングは取れました。
次はベアリングを組みましょう。
リアハブベアリングを圧入する

ベアリングは入る部分をクリーナーで綺麗にします。

ベアリングが入る部分が綺麗になったらグリスを薄く塗りましょう。

アウト側からベアリングを入れますがアウト側のベアリングが小さい方です。
ベアリングが斜めにならないように少し入れますが、ここで大事なポイントを一つ
絶対にベアリングの外周部分(アウターレース)を叩くこと!
その後はハーレー持ってる人はリアアクスル緩めるのに使う36ミリソケットがピッタリなんでそれを置いて叩いて圧入します。
叩いてると途中から明らかに金属音がするんでその時点でベアリングは奥まで入った事になります。

2個のベアリングに間に入ってるカラーですがベアリング交換時は新品に変える方が良いらしいが特に変形もしてないんでそのまま使う事も有りですね!

イン側のベアリングが入る部分も薄くグリスアップして
先にカラーを入れますが細い方がアウト側になるように入れて

アウト側と同じ要領でソケット36ミリを使い圧入して金属音がしたら完了です。
カラーは2個のベアリングの間で遊ぶようになってるようですね。
これでハブベアリングの圧入作業は終わりで次は車体に組み込みます。
ドラム部分を車両に組む

ドラムブレーキが丸見えなんでエアで少しゴミを飛ばしておきます。
画像が無いですがベアリングが入る部分にも薄くグリスアップしました。

ハブナットも新品交換が普通なんでねじ込みます。

最後にトルクレンチで84±14nmで締めますが、絶対に締めすぎないようにして下さい。
強く締めるとベアリングが逝くみたいです。

最後にハブナットカバーをはめてタイヤ付けて完了です。

110912キロで交換でしたが買ったのが平成29年3月で84000キロだったんでそれまでに交換されてたかは不明です。
これで右リアは完了ですがせっかく両輪用に買ってたんで左リアも交換しました。
う~んこれであと10万キロ行けるね
まとめ
平成18年式H91W日産オッティのリアハブベアリングから異音がしてベアリングを交換しました。
交換は簡単で特に特殊な工具は必要なかったです。
異音自体も動画で見ても微妙な感じでこの程度なら気がつかない人もいそうです。
下り坂でアクセルオフの状態しか解りませんでした。
ただ明らかにタイヤをゆすってガタが出るような状態までに交換出来て良かったですね。
ではでは・・・
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