東芝製グラインダーの直し方【DGD-100A】

今回は古い東芝製グラインダーがいきなり動かなくなったので修理してみました。

現在コードレスが主流だと思いますが、趣味で使ってる方などはまだまだコード付きが現役で頑張ってます。

東芝製グラインダーは製造中止などで実際には修理が不可能なこともありますが、他社製品流用などで直ることもあります。

今回の修理も部品がありませんでしたが何とか自力で探しだし修理出来たんで東芝製グラインダーで同じ症状で困ってる方のためにも詳しく書いてみました。

力作ですのでご覧下さい。

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壊れた古い東芝製グラインダーDGD-100A

今回壊れたおそらくは30年以上前の物と思われるグラインダーです。

物干し竿を2本切って3本目を切ろうとしたらウントモスントモ言わなくなりました。

2本切るまでは絶好調で動いてたのに残念です。

品番見る限り1991年製(たぶん)と思われます。

いきなり動かなくなったので断線かブラシ関係だとこの時点では思ってます。

分解する

まずは電気が何処まで来てるか調べます。

ディスクを専用工具で外します。

ディスクカバーもプラスネジ1本なんで外します。

配線やブラシ関係見たいんで背面カバーのプラスネジ4本外します。

中身が見えました。

しかしゴミだらけと粉だらけです。

電気は何処まで来てる?導通確認

導通確認しますがスイッチがOFFになってることを確認してコンセントに挿します。

言うの忘れてましたが、この記事直ってから画像撮ってアップしてます。

スイッチをON側にしてテスターでブラシの端子に来てる電圧調べたら100V来てました。

画像では99.7Vになってますが調べたときには100Vちょっとありました。

この時点で断線は無くブラシとかローターの可能性だけ残されました。

ブラシの確認

ブラシをプライヤーで挟んで取ります。

取ったブラシは特に不具合もありません。

プラスチックのブラシホルダーからブラシを外します。

このブラシこんな形状で平形端子オスを挿して通電してます。

ブラスホルダーのアップです。

サイズは6㍉×8㍉です。

もう片方のブラシも調べますが、明らかに違和感があります。

画像はもう直ってるんで画像からでは意味分からんと思いますが、ブラシがホルダーから出てきません。

ブラシを強く押せば奥に入りますが奥に入ったまま戻ってきません。

これがいきなり止まった原因です。

本来ホルダー内でバネに押されてローターと接触し通電してるブラシですが、これではバネも関係なくローターも押せません。

でもホルダー内でロックしてるブラシをホルダーから抜かないと次に進めません。

これも直ってからの画像ですが、この穴から物を突っ込みブラシを押し上げる必要があります。

私の持ってる先の細い系工具です。

今回役に立ったのはこの3本です。

?マークのようなピックツールが大活躍でした。

こんな感じで穴から突っ込み引っ張ればブラシが出てきました。

ある程度出たらブラシの先っぽをプライヤーでつまんで・・・ブラシが割れました。

更に他のピックツールやらシールピックツールやら使いブラシを抜きました。

ブラシ割れちゃったんでブラシを探さねば・・・

ブラシホルダーに問題があるようでヤスリで中を削り綺麗にします。

ブラシを探す

ブラシを探しますが、ネットで調べるとすでに東芝製グラインダーのブラシは製造中止してて手に入りません。

更に調べたら日本電産シバウラって所がブラシ出してたが、それも製造は終わってます。

なので基本専用品は手に入りません。

手に入らない物は作るとか似たもの探すしかありません。

これが純正ブラシでサイズは6㍉×8㍉とノギスで測りました。

このサイズを探します。

近所のコメリには無く、隣町の大きなコメリに行きました。

すると・・・

合いそうなのがありました!

箱にサイズが書いてないので店舗で店舗用ノギス借りて箱から出して測って探しました。

早速買って帰ります。

608RMブラシの加工

買って帰ったブラシを合せてみます。

ブラシ部はスルスルでバッチリ合いました。

しかし端子部が少し開いてる部分(黄色矢印)があって入りません。

端子をプライヤーでつまんで出てる部分を内側に曲げました。

これで端子もバッチリホルダー内に入ります。

右が純正ブラシで左が買ってきたブラシです。

端子部が違いますが平形端子オスを端子下に挿してバネで押さえるんで固定はなんとも無いでしょう。

元通りに組み立てる

ブラシホルダーを固定します。

配線は本体に配線が通る窪み(黄色丸)があるんでそこを通して組みます。

他社用ブラシを組んだ方のホルダーも組みます。

ブラシの端子で平形端子オスを押してるだけで固定は出来てません。

端子が抜けないようにホルダーを組みます。

こちらも同じく配線を窪み(黄色丸)に入れて固定します。

ここで1回試運転させますがバッチリ動きました!

しかしブラシホルダーが動くんで外れそうです。

本体カバーを組んだ後に試運転する方が安全です。

動くことも判ったんで汚れまくりのカバーや本体部を硬めの筆で掃除しながら組みます。

ディスクカバーもが留まる部分もある程度ですが綺麗にしました。

ダイヤモンドカッターでコンクリート切ったらこんな感じになります。

ディスクカバーもある程度綺麗にしました。

ハイ、見事に動いて元通りに組めました!

古い東芝のグラインダーで同じ症状で「ブラシが無い」って困ってる方が1人でも減りますように祈ってます。

ではでは・・・

更なるブラシの端子の改良(後日談)

無事に動くようになった東芝製グラインダーですが後日ブラシの端子が気になり更なる改良をしました。

前回修理時にブラシホルダーに入らず邪魔になった端子を内側に折り曲げたブラシです。

上の内側に折り曲げた端子を画像のように下側に折り曲げます。

なんせ小さく細い物なんで先の尖った丈夫なピンセットで曲げました。

本体側の平形端子オスを下側に曲げた端子に合せます。

平形端子に抱え込ませるように曲げます。

もう一方の曲げた端子も抱え込ませるように曲げたら一応平形端子固定できました。

平形端子を固定できるようになったブラシですが、ブラシホルダーに入るかも確認しました。

入らない場合は折り曲げた端子部が当たってるんで更に細くなるようにペンチ等で潰すようにしてホルダー穴に入る大きさにします。

しっかりブラシホルダーの収まります。

平形端子を抱えるように加工した端子も見えますね。

平形端子も刺さってバッチリ動かなく固定できました。

同じように組んで終了って言いたいところですが、黄色丸のブラシホルダー上下逆に組んでました。

画像は間違った組み方で平らな面が下です。

正解はブラシホルダー上部が少しだけ台形に出っ張ってます。

後から気づいて直しました。

これにて改良型ブラシ端子は完成です。

これしなくても動きには問題ありませんが思いついたんでやったまでです。

判る画像がありました。

ブラシホルダーの画像右側が組む際には上になります。

まとめ

今回は古い東芝のグラインダーが突然使えなくなり修理してみました。

世の中東芝にグラインダー使ってる方も多少おられると思い記事にしてみました。

今回の不具合はブラシが原因だったんですが、東芝のグラインダーに合うブラシ自体現在売ってませんので加工するつもりで色々探してみました。

結果誰でも出来る簡単な加工で使えるようになり良かったです。

この記事見て世の中に現存する東芝のグラインダーが蘇ることを祈ってます。

しかしローターとかならギブアップでしたがブラシで良かったです。

ではでは・・・

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