GB3フリードはブレーキパッドに年式による違いが注意が必要と前回のブログで書きましたが、注意して調べて購入したパッドを組み込みます。
ホンマに合うんやろうな??
ご覧下さい。
ジャッキアップ
まずはジャッキアップしてタイヤを外します。
フリードはフロアジャッキを掛けるポイントは左右前輪を結ぶ中央付近のロアサスアーム繋いでるポイントに掛けます。
ブレーキをばらしブレーキパッドを取る
左前輪で説明していきますが指で示してる12ミリのボルトを緩めます。
この12ミリボルトは下側にもあり上下とも緩めます。
普段は上側は緩めるだけで下側は完全にボルトを抜いてキャリパーを上に持ち上げるようにしますが、今回は上下とも完全にボルトを抜いて見え易くして作業をしていきます。
外したキャリパーを針金ハンガーでスプリングから吊り下げてブレーキホースに無理が掛からないようにします。
使用済みブレーキパッドを外し今回買ったブレーキパッドを合わせてみます。
完全にフィットしてるんでホッとしました。
使用済みパッドを見ますがまだ使えるね。
画像のように真ん中の溝があるようなら交換は不要ですが、溝が無くなってる場合は早めの交換が必要です。
使用済みパッドのローター外周側から合わせてみて残りを見て
今度はローター内側の方向でも合わせて片減り等無いか確認しますが、今回は綺麗に均一に減ってるんでOKです。
ここで斜めに減ってるとかあればピストンの動きが悪いとか疑って(綺麗に掃除)作業していきます。
使用済みパッドにはブレーキの鳴き止めの薄い板(シム)があり直接ピストンやキャリパーに当たらないようになってます。
このシムも新品パッドに組むんで外しておきます。
新品ブレーキパッドを組む
新品パッドは回転方向は面取りが大きくしてありますがそれ以外の部分をヤスリで少し削ります。
このまま削らずに組んでも問題は無いと思いますのでおまじないみたいなもんです。
使用済みパッドから外したシムのパッドに当たる面にカッパーグリスを軽く塗ります。
新品パッドにシムを貼り付けるように組みます。
同じくもう1枚のシムも新品パッドに貼り付けるように組みます。
キャリパーサポートに新品パッドを組む際はパッドの上下の部分に軽くカッパーグリスを塗ります。
こんな感じでキャリパーサポートにパッドを組みます。
はめる様な感じで入れます。
ローター内側のパッドも上下の部分にカッパーグリス軽く塗って
ローター内側のパッドも組めました。
内側パッドにはパッドが減ったらキーキー音が出るウエアインジケーターの金属が付いてます。
ピストンを戻してキャリパーを組む
今度はピストンを戻してキャリパーを組むんですが、その前にブレーキフルードのリザーバータンクの油面の高さを見ます。
画像の状態は結構多めに入っててMAXレベルを超えてるんでピストンを戻す際はブレーキフルードが溢れないように注意して行います。
必要があればスポイドのような物でブレーキフルードを抜きます。
自作ピストン戻しツールです。
かまぼこ板とナット付きの板とボルトです。
締めこめばピストンは簡単に戻ってくれますが、ウォーターポンププライヤーで戻すのもありです。
かまぼこ板の代わりに使用済みパッドを使う事もありです。
ピストンを戻したらピストンにカッパーグリス軽く塗ります。
ピストンの反対側の外側パッド押さえの部分もカッパーグリス軽く塗ります。
最初に緩めた12ミリボルト2本を組み締めれば左側が完成です。
左右とも終わりブレーキペダル踏んで踏み代があることをリザーブタンクの油面ですが結構抜きました。
量はスポイドで卵型の半分くらいです。
まとめ
88579キロで交換しました。
新品が約10ミリあったんで6ミリ減るのにこの距離を走った事になります。
ブレーキの踏み具合や住んでる環境によって減りはまちまちですね。
我が家のフリードの場合はまだ2万キロ以上は持ったのかな??
でも早めの交換が大事です。
ちなみにプリウスなら10万キロ以上無交換が当たり前みたいです。
回生ブレーキ(モーターの逆起電流でブレーキが効く)が効くんでパッドが減らないらしいです。
今回の作業は簡単な作業ですが大事な部分なんで慎重に行いました。
ではでは・・・
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