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あれば便利なサンドブラストの紹介

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新年明けましておめでとうございます。

新年一発目の記事はサンドブラストを紹介します。

無くても大丈夫だが一度使うと一家に一台絶対必需品になるサンドブラスト。

世間一般誰でも知りたいのは設置するのにいくら掛かるの?、何が要るの?、的な事を詳しく紹介します。

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あれば便利な「サンドブラスト」って何?

この前始まった令和も5年になり西暦では2023年と普通に新年を迎えました。

昭和生まれの私の場合、「昭和」「平成」「令和」と生きてまいりましたが、令和生まれの方が見てくれるまでこの「じゅんログ」を続けたいと思いますので本年もよろしくお願いします。

新年一発目の記事はサンドブラストです。

サンドブラストって何?って方のためにウイキペディアではこのように説明されてます。

私からも簡単ではありますがサンドブラストとは、空気圧を使って細かい物をたたきつけてキズを造り表面の汚れを落としたりする物と思ってます。

ガラス細工ではコップやグラスに加工してツヤがある部分とサンドブラストしてツヤが無い部分で模様を入れたりするのが一般的で簡単に言えばすりガラス加工ですね。

私の場合は金属部分の汚れを取って地肌を出したりするのが主な用途です。

こんな感じで説明を終わります。

サンドブラスト紹介

キャビネット外観正面

一般的にサンドブラストはこんなボックスになってます。

この箱をキャビネットをと呼び、箱の内部で作業をします。

箱の中に手を入れますが、この丸い穴の中は手袋になってて手を突っ込み作業します。

キャビネット内部

キャビネット内部で作業をしますが、内部にはメディア(砂)を入れてます。

これがサンドブラストガンでここからメディアを空気圧で噴射します。

ガンは塗装に使うスプレーガンのような格好をしてて先っぽ(セラミックノズル)は4種類入ってて4㍉5㍉6㍉7㍉と4種類入ってて4㍉を使ってます。

実際にはもっと口径が小さい方(3㍉とか)がより圧が高まって良いような気がします。

太いホースがメディアを吸い込む方で細いホースがコンプレッサーと繋がってます。

キャビネット内部右面にエアが入ってくるホースがあります。

キャビネット内部の底(逆ピラミッド型)にメディアを貯めて太いホースでメディアを吸い込みます。

キャビネット内部でメディアを噴射してキャビネット内部にメディアが落ちるんで基本的には循環式になってます。

キャビネット内部はLEDランプが付いてて内部を明るく照らしてくれます。

右側に見える塩ビパイプは排気口で買った状態ではむき出しエアクリみたいな物が付いてて排気口になってますが、これでは排気が間に合わず中が見えないんでこんな塩ビパイプで強制排気してます。

これが元々排気口に付いてたエアクリ状の物です。

これが内部側です。

付属のエアクリの外部側です。

メディアの粉?で一瞬で目詰まりします。

キャビネット側面

キャビネット側面の排気口ですが買ったままでは穴が空いてるだけで排気が間に合わず作業してると中が粉塵で見えなくなるんで強制排気にしてます。

ホームセンターで適当なネジ式の塩ビ管買ってきて隙間はこれもホームセンターでゴム板買って隙間を埋めてます。

内部はただの筒です。

これが排気口を分解したところでホームセンターで水栓用塩ビ継ぎ手40を買ってきて隙間埋めにゴム板をくりぬきパッキン代わりにしてます。

継ぎ手だけではホースが繋がらないので径違い継ぎ手を入れて隙間は余ってた接着剤を流し込みましたが、普通にシーラントの方が良いと思いました。

側面下にはエア採り入れ口がありエアホースが繋がるようになってます。

黄色丸のカプラーオスは付いてないので買う必要があります。

あとはエア圧調整とかはしませんが、エアの水分除去用レギュレターもここに付けてます。

キャビネット上面

キャビネット正面はアクリルの蓋になってます。

蓋内側にはポリカの薄い板が張り付けられておりアクリルの内側のキズを防いでくれます。

このポリカ板は数枚入っており見えにくくなったら貼り直すようです。

粉で直ぐに曇って中が見えにくくなるので適当に内側から拭いて視界を確保します。

キャビネット背面

キャビネット背面はエアの採り入れ口がありますが、隙間があるため粉がダダ漏れなんでビニールテープ貼って塞いでます。

強制排気用集塵機

強制的に排気するには掃除機を繋ぐ必要がありますが、むき出しエアクリみたいなの外しても掃除機は付きません。

たとえ掃除機をそのまま繋いでもメディアの粉で掃除機が目詰まりしそうです。

なので集塵機を付けて掃除機で吸います。

集塵機はペール缶の中央にサイクロン式集塵機が付いてる物を買いました。

ホースや掃除機ホース取り付け用アダプターも付いてます。

ペール缶の中身はこんな風にペール缶内部にメディアが溜まり掃除機には見事に空気だけ吸い込みます。

あと肝心な掃除機も要ります。

サンドブラストのメディア

サンドブラストのメディアにはアルミナとかガラスビーズとか有名ですが、私はホームセンターで売ってる珪砂を買って使ってます。

珪砂も番手があって細かさも色々あるようですが番手も無い珪砂使ってます。

珪砂は15キロ入ってても1000円以下で買えました!

珪砂の粒感はこんな感じです。

珪砂は柔らかいのか噴射して当たった珪砂は砕けるのか集塵機に溜まるのは粉だけです。

まったく粒感無しの粉でセメントのようです。

仕上がりを気にする方は番手を色々揃えてアルミナとかの方が良いと思います。

他に必要な物

ここまでサンドブラスト本体とペール缶集塵機、エアカプラーオス、珪砂と買いましたが、あとはコンプレッサー、ホース、出来ればサブタンクがあればバッチリと思います。

ホースは何でも良いがコンプレッサーからサブタンクに1本、サブタンクからキャビネットまで1本と2本あればOKです。

私はホースは普段内径8㍉くらいのホースを使ってますが、長さも必要ないので画像の細い(内径5㍉)ホースを2本(5㍍)使ってます。

ホースは太いほど一気に圧が掛けれますが、細いと力が無いがエアが長持ちする気がしてこれ使ってます。

エア工具使う人は内径8ミリ以上の物を使いましょう。

サブタンクは39Lの物を買いました。

コンプレッサーだけでもサンドブラストは出来ますが、エアの容量を増やすと噴射できる時間が増えます。

コンプレッサーだけでは結構頻繁にエア待ちしないと作業できませんが、サブタンクあれば待ち時間がかなり減らせます。

あとはコンプレッサーは100Vで1.5馬力の使ってますがタンク容量が30L以上の物が良いと思います。

コンプレッサーはこれ使ってます。

サンドブラストの仕上がり

無駄にアルミナットをサンドブラストしてみました。

珪砂でも十分と感じました。

ワゴンR用のスペアキャリパーもこの冬にOHするんでサンドブラストしてみました。

この後は塗装して仕上げます。

何故か縦型になった動画ですがアルミナットをサンドブラスト中です。

掃除機の音がするとキャビネット内が負圧になるので手袋が勝手に膨らみ、掃除機を切ると手袋が萎みます。

その他注意点

キャビネット内継ぎ目ですがコーキング材で塞ぐのが良いですが、たまたま手元にあったアルミテープを貼ってみましたが、噴射が当たる部分はアルミテープが痛んで意味が無かったです。

キャビネットの継ぎ目から結構粉が出て汚します。

やっぱシッカリとコーキング材塗った方が良いね。

まとめ

今回はみんな大好きサンドブラストの設置についての金額やら設置時の事も詳しく書いてみました。

サンドブラストは金属の汚れやサビの除去を目的に購入しましたが、ざっとですが

サンドブラスト本体(2万弱)
コンプレッサー(2万~4万ですが持ってた)
サブタンク(1万)
集塵機(1.5万弱)
掃除機(1万程ですが持ってた)

ほど掛かりました。

でもあればやっぱり便利に綺麗になるんで楽しいですね。

この記事見て「買ってみよう」なんて思う方の参考になれば幸いです。

ではでは・・・

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