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ワゴンRスティングレーのフロント足回りからの異音対策【MH34S】

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今回はMH34SワゴンRスティングレーのフロントの足回りからの異音対策を行います。

効果があるのか分かりませんがやってみます。

副産物として色んな効果もあったのでその辺も含めて詳しく紹介します。

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フロントの足回りの異音

異音が出てる箇所はフロントの足回りって事は分かってるんですが、具体的に何処がこうなって異音が出てるとかは分かりません。

異音が出る時の状況は交差点に入るときブレーキングしてハンドル切り始めに「コトッ」っと音が出ます。

気になる部分としては自分的にはバネの座りが怪しいんですが、こんな真冬にジャッキで上げてタイヤ外してとかもしたくないし、他の気になるポイントを触っていきます。

今回気になるポイントとしてはフロントのアッパーマウント部分です。

昔人間なのかこの部分は3本のナットでアッパーマウントが留まってた物なんですが、何時からかセンタに1本のナットで蓋状になったアッパーマウントが固定されるようになってます。

このアッパーマウントを横から見ると結構な隙間が空いてます。

ジャッキで車体を上げたらこの隙間は無くなります。

ここは構造上ピッタリではダメでサスペンション(ストラット)の動きでこの隙間が変化します。

ハンドル切ると多少傾いたりしながら隙間が変わります。

でもこの隙間は多過ぎのような気がします。

今回この隙間が異音の原因なのか調べるために隙間を埋めてみたいと思います。

アッパーマウントを外す

アッパーマウントを外す際にはこのような曲げれるラチェットが使えます。

17ミリソケットもシャロー(短いヤツ)よりディープ(長いヤツ)を使います。

アッパーマウントはボルトに6角レンチをはめて17ミリナットを外しますが、別にラチェットのみで外せました。

こんな感じでアッパーマウントが外れました。

もうストラットを上で留めてる物が無いんでこの状態でジャッキアップしたらストラットも落ちていきます。

助手席側はECU(コンピューター)があるんで黄色三角のボルトだけ外します。

奥の黄色丸は刺さってるだけで手前に引っ張れば外せます。

この場所は短めのラチェットでディープソケット10ミリを使えば簡単に外せます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CIMG6508-1200x675.jpg

ECUは横にずらすだけでアッパーマウントが丸見えになります。

こちらも曲がるラチェットとディープソケット17ミリで外します。

アッパーマウントゴムを作る

外れたアッパーマウントです。

直径は83.2ミリ

アッパー下面の出っ張りの直径は35.8ミリです。

コメリでちょうど良さげな厚さ5ミリのゴムの円盤が売ってました。

確か1枚298円だったような気がします。

当然2枚買ってきました。

名称忘れたがサークルカッター?コンパスカッター?を使い円形に切ります。

下敷きにマス目があるんで大体の中心を調べます。

は~い、切れました!

中心の方も切れました。

1個は綺麗に切れたがもう1個は完全に失敗しましたが、適当でOKです。

アッパーマウントに下面にこんな感じにセットする格好になります。

厚みは5ミリです。

次は実際に車両に装着します。

アッパーマウント&ゴムスペーサーを組む

これから実際に組んでいきます。

アッパーマウント下面ですが19~28まで数字があるが何だろう?

シリコングリスを用意します。

アッパーマウント下面ゴム部分、ゴムスペーサーの両面にシリコングリスを塗りたくって下さい。

マッパーマウントとゴムスペーサーを重ねて準備完了!

ストラット上部に載せますが、この状態でグリグリ回してなじませます。

17ミリソケットで締めますが、最後はストラットごと回るんでボルト中心に6角レンチを刺してメガネレンチ17ミリで締め込みます。

だいたい隙間は無くなりました。

助手席側も同じ要領で組んでECUを元の位置に戻します。

これで全て組めたんで試運転して不具合が無いか?異音はどうなった?を確認します。

試運転&インプレ

組み上がったので早速試乗してみましょう。

走り出して直ぐに気づくのは「細かい振動が伝わってきます」これは今まで細かいギャップがあの隙間のおかげか伝わってきてませんでした。

隙間が適度な曖昧さを演出してたような物で、隙間が無くなったことによりサスペンションの動きのみでの乗り心地となったようです。

乗り心地って意味では悪化しましたがダイレクト感は上がったような気がします。

異音に関しては「コトッ」って音が出る回数は減りましたが、違う音も出だしました。

これはスプリングから出てる音に感じられ、昔車高を落とす等してスプリングがまだ綺麗な位置にハマってない時の音と似てる気がします。

スプリングアッパーの動きが渋いのか、寒さでゴムやらプラ部品の動きが悪いのか?色々考えられます。

今1月末位なので3月末頃にはタイヤを交換するときにでも見てみようと思います。

思えば「マジカルサスペンションリング」なる物も発売されており、それとよく似た効果が得られる物ではと思います。

本家のそのパーツは開発時に堅さも厚みも色々テストしてるでしょうし、自分が自作パーツはコメリで買ってきた只のゴムの円盤でしたが結構良いと思います。

まとめ

今回はフロントの足回りからの異音対策としてスズキ車ではよく見るアッパーマウントの隙間を厚めのゴムシートで埋めてみました。

異音の発生は抑えられた部分と新たな異音も発生してひとまず放置して又タイヤ交換時に見てみたいと思います。

隙間を埋めた副産物としては乗り心地が悪化しました。

細かいゴトゴトを拾うようになり今までの隙間で吸収してたことが分かりました。

しかし乗り味としてはダイレクト感が増した感じがして多分ハンドリングは向上してます。

この続きは3月末頃に持ち越しです。

ではでは・・・

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