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バッテリーテスターでワゴンRとフリードのバッテリーの診断をやってみた【MH34S】【GB3】

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今回は冬場によく起こる怖~いバッテリー上がりや突然死についてバッテリーテスターを使い調べてみました。

バッテリーは12V以上あってもセルが回らない経験は以前にも見たことあるんでその辺の予防に繋がれば良いなと思います。

知識が無くてもある程度は分かるんではないかと思い詳しく紹介しますのでご覧下さい。

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自動車用バッテリーの話

バッテリー上がりは突然やってきます。

以前の話ですが我が家のGB3フリードも大寒の日にやってきました↓

こんな感じで新車(2011年3月購入)から5年弱でバッテリーは上がってしまったんですが、自動車で通勤される方はこれが朝に起こると会社行けないし、この日も嫁さん送って行って夕方は迎えに行ってと忙しかったです。

自分の経験上バッテリーは1度くらいは上がっても充電すれば生き返ることもありますが、あまりに弱ったバッテリーは充電して12.5V以上とかあってもセルを回そうとすると回らないなんてことがありました。

いくら12V以上あってもセルを回した瞬間に電圧が降下しすぎてセルが回せないって事だと思います。

色々ネットで調べるとCCAって言葉を見ることがありますがCCAとはコールドクランキングアンペアの略でコールド=寒い、クランキング=セルを回す、アンペア=電圧?(合ってるか?)になり寒いところでもセルを回す能力を数値で表した物になってるようです。

-18℃の環境で放電(セルを回す)、30秒後7.2Vとなる電流値って事みたいです。

調べを進めるとセルを回した瞬間に7.2V以下になるバッテリーはセルを回せないようで、上に書いた以前のお話で充電後12.5V以上あってもセルを回した瞬間に7.2V以下になるバッテリーだったようです。

こうなるともうバッテリーは交換するしかありません。

こうなる事がちょっとでも予想や予測できない物かと今回バッテリーテスターなる物を購入してみました。

バッテリーテスター

今回購入したバッテリーテスターになりますが、実売価格3000円~4000円程の物なので信用できるのか?って言えば怪しいのかも知れませんが、一応目安くらいは分かるだろうと思ってます。

電池とかも入れなくてよいしワニクチをバッテリーに繋いで電源取って使う物となります。

スイッチも数値を上下させるボタン2個とセレクトボタンで数値の桁を変えたり結果が2ページに渡って出るんでページの切り替えに使います。
OKボタンで計測スタートして電源ボタンはそのまま電源を入れたり切ったりで使います。

これを買ったポイントは液晶画面が反転液晶で「カッコええな」と思っただけです。

本体が黄色で普通液晶で画面が緑っぽい物もよく見かけますが、機能的には同じでしょう。

MH34SワゴンRのバッテリーを測ってみる

ワゴンRのバッテリーをひとまず測ってみます。

ワゴンRのバッテリーはパナソニックのサークラkei(M-42R)ってバッテリーが付いてて2020年8月購入時に車屋さんが交換して付けてくれました。

この画像からこのバッテリーの作られた日が分かるんですが、小さな字で240218ってなっててパナソニックの場合2018年2月24日製造って分かります。

おいおい、2年以上店で展示してあったバッテリーやないですか?

まぁタダで付けてくれた物なので仕方ありませんね。

とりあえずバッテリーの端子にワニクチクリップ付けて測ってみます。

バッテリーに繋げたら電源ボタン押せば「ピィ~」って液晶が点きます。

まずはこのバッテリーのCCAの数値を入力しますが、パナソニックはCCA値公表してないんでパナソニックに電話して教えて貰いました。

お客様サポートから0570-200-872か03-5216-3895に電話して聞きます。

パナソニックはCCA値は高いと思ってたんですが365と回答がありました。

よってCCAをセレクトボタン押して桁を変えながら365に合わせました。

測定前の設定はこれだけであとはOKボタン押せば計測スタートとなります。

計測結果はENT365は入力したCCA値で、ACT259がこのバッテリーのCCA測定値になります。

お~い、低いやないか~い!

それより画面左下のLOWが気になります。

この計測は冬の朝エンジン掛ける前の1日の内で1番バッテリーが元気のない状態で測ってます。

セレクトボタン押して次の画面表示にしますが、12.27Vで内部抵抗が9.41mΩとなりました。

ワゴンRはミラー型レーダーで色んな情報表示してるんで分かるんですが、アイドリングストップ車はオルタネーターをちょこちょこ止めて充電を止めてエンジンへの抵抗を少なくして燃費を稼ぎながら走ってますが、そのせいですか?

内部抵抗も9.41って高いんですか?低いんですか?さっぱり分かりません。

たぶんバッテリーが劣化して行くにつれて内部抵抗値も数値が大きくなると思います。

ネットで他の方が測ってるの見てると8くらいが多い気がするんでそこまで悪く無いんかな?

あと画面の上に横バー表示があり80%以下になってますがこれが50%とかになったら交換時期なのかな?

その辺が分かりませんね。

バッテリーが新品時に測っておけば劣化具合が分かる気がするんで定期的に測ってみましょう。

この後バッテリーがLOW表示だったので充電しておきました。

その後にもう1回バッテリーテスターで測定しましたが13V以上あってCCA値も300以上を表示しましたが画像は忘れてました。

ホンマは充電後2時間とか置いてから測った方がより信憑性の高い数値になると思います。

GB3フリードのバッテリーを測ってみる

GB3フリードのバッテリーも測ってみます。

バッテリーはパナソニックのCAOSの60B-19LでC6ってタイプになります。

この記事の最初の方にフリードのバッテリー上がりの紹介記事を載せてますが、2016年1月に交換したバッテリーでは無く昨年10月に息子の車MH23SワゴンRを走行24万キロオーバーで廃車にしたときに付いてたバッテリーになります。

2016年1月にフリードに付けたバッテリーは2016年1月7日製造バッテリーだったんでワゴンRのバッテリーの方が新しかったのでそちらと交換しました。

このバッテリーは友人の車に付いてたバッテリーで新しかったが乗らなすぎてバッテリーが放電状態で放置されてたバッテリーを裏技で蘇らせたバッテリーでした。

裏技はこちら↓

バッテリーも電圧が落ち過ぎると充電器繋げてもバッテリーと判断されず充電できません。

新しめのバッテリーが放電しすぎになった方は試してみる価値はあります。

この方法で目覚めたバッテリーが2年ほど経ってまだ普通に使えてる事になるんで実証実験としてはまあまあ合格ではないでしょうか。

バッテリーの製造年月日は2017年12月11日製造でもう4年経ったバッテリーですが、実際に車に積んで使った時間は友人の車でちょこちょこ走りで1年程と息子のワゴンRで半年程でフリードに積んで4ヶ月ほどで2年も使ってない製造から5年経ったバッテリーとなります。

ちなみに息子のワゴンRのCAOSバッテリーは7年ほどは使えたんでもう少し使えそうです。

実際に製造から5年経ったバッテリーが使えるか検証ですね。

パナソニックに電話してCCA値はCAOSの60B-19Lも聞いておきました。

このバッテリー軽自動車とかに沢山使われてるんで耳寄り情報ですね。

パナソニックからの回答はCCA値は330と聞きました。

よって330を入力して測った結果はCCA値は300です。

12.68Vあり内部抵抗値は9.14となりました。

上の横バー表示も100%を示してるんでまだまだ使えそうですね。

尚上の横バー表示は入力したCCA値を元にして表示してるんで入力値を600とかにしたら50%に落ちるはずです。

バッテリーテスターを使う際に自分のバッテリーのCCA値が分からなくて、最初の設定のCCA500のままでも計測は出来ますが、横バー表示は60%とかになるかもですが計測したCCA値はあってると思います。

今回分かったような気がした事はサークラkeiバッテリーよりCAOSバッテリー方が性能が良さそうに感じました。

これからも定期的に測っていこうと思いますし、定期的に記事しておけば(個人的に)記録用にもなりますね。

まとめ

今回はバッテリーテスターなる物を購入してMH34SワゴンRのパナソニックバッテリーのサークラkeiのM-42Rと、GB3フリードのパナソニックバッテリーのCAOSの60B-19Lのバッテリーの計測をしてみました。

パナソニックバッテリーはCCA値を公表してないんでパナソニックのお客様サポートからCCA値を教えてもらいバッテリーテスターに入力して測ってみました。

サークラは製造から4年程経過して使用期間は約1年半のバッテリーでしたがまだまだ使えそうなCCA数値が出ました。

CAOSは製造から4年ほど経過して使用期間は飛び飛びですが2年以内のバッテリーですが、こちらもまだ使えそうなCCA数値でした。

このように数値で見れば安心感も増しますが新品時から測ってたわけでは無いので劣化具合は不明です。

今後も定期的に測りワゴンRは3ヶ月に1度はオイル交換するんでその度にでも測っていこうと思います。

サークラkei(M-42R)もCAOS(60B-19L)もメーカーはCCA値公表してないんで同じバッテリーを使ってる方なら数値を入力して測ってみたら曖昧ですが劣化具合の指数が分かる気がします。

ではでは・・・

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