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フリードのオイル&エレメント交換&バッテリーメンテナンス【GB3】

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今回は3月に車検を迎えるフリードのオイル&エレメント交換&バッテリーメンテナンスをやってみました。

オイルもエレメントも定期的に交換してますが、今回は(も)オイルは減ってるか?も調べて、バッテリーのメンテも色々してるんでその辺も詳しく紹介してますのでご覧下さい。

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長く乗るためのメンテナンス

私は結構長く1台の車に乗るんでメンテナンスは大事なことだと思ってます(貧乏なだけ)。

自分で出来ることは自分でやらないと気が済まない体質って事もありますが、メンテナンスした日や距離も小さなノートに書いて車に積んでます。

私のブログは記録用って思いながら書いてますが、全てのメンテナンスが記事になることも無いのでノートなどに「何を何時やった」って事だけ書いておけば簡単に見れて便利です。

スマホでのそんなアプリがあると思いますが私の場合は見やすく慣れてる車載ノートに記入しての記録がメインです。

小さな頃から機械物は大好きで車に限らず家電やらも自分で直して(直すと壊すは紙一重)使ってます。

私も新車で車買って3年毎に乗り換えれる位の財力があればこんなにメンテナンスもしないかもですが、今回のフリードも2011年(平成23年)3月に新車で買って今度の3月で丸11年乗った事になり3月の車検も受けて今後もまだまだ乗り続けます。

何時かは壊れるところも出てくるんでしょうが、大がかりなことは出来ませんが細かなメンテナンスしながら大事に乗っていきたいと思います

前置きはこの辺にしてフリードのオイル交換から行いましょう。

フリードのオイルを抜いてエレメントを外す

最近はワゴンRのオイル交換もしましたがワゴンRは上抜きが出来ないんでオイルは普通に下から抜きましたが、フリードは毎回上抜きで行ってますので今回も上からオイルを抜きます。

オイルレベルゲージの穴からホースを入れるんでレベルゲージ抜いてホースを挿します。

これで注射器のようなポンプでタンク内を空気を抜いて真空にしたらオイルが抜けてきます。

しかし今回は何故だかオイルが抜けません。

冬場でオイルが固いからなのかチョロチョロしか抜けず、時間掛けても1Lも抜けませんでした。

抜けない原因は今回は探りませんでしたが、もう古いんで真空にならなくなったのかなぁ~って思ってます。

仕方ないので下から普通に抜きましょう。

上抜きでもスロープの上にタイヤは乗ってますので10センチほど車高が上がった状態なんでこのまま抜きます。

ドレンボルトは17ミリみたいです。

画像には写ってないがこの下に廃油受け置いてます。

ラチェットに17ミリソケット付けます。

ドレンボルトは外れる際に手にオイルが付くんで手袋の上に使い捨てビニール手袋付けて作業します。

今回は中指の先っぽだけオイルで汚れましたがうまく汚さなかった方ですね。

しかしさすが普通車と言うべきかドレンボルトが軽自動車より奥の方にありスロープの10センチではやり難くもっと車体を上げた方がやりやすかったですね。

エレメントはカップタイプの道具付けて外します。

最初の1発緩めるだけラチェット使います。

エレメント緩めたらカップレンチが食い込んだようになりエレメントから外れなくなります。

そんな時はエレメントを緩めたらもう1度締める方向に少し(軽めに)締めてカップレンチの食い込みを緩めてカップレンチを外しエレメントだけにして手で回して緩めます。

あとエレメントは軽自動車のように下向きよりフリードのような横向きに付いてる方がタレてくる廃油で手も汚れにくく良いですね。

手でエレメント緩めて行くとオイル(廃油)が滲み出してきます。

廃油受けも移動してドレン穴からの廃油とエレメントからの廃油も両方受けれる位置に廃油受けを置きましょう。

ある程度エレメントからの廃油が抜けたらエレメントを外します。

廃油はポトポト落ちてくるんでしばし放置します。

これでオイルは抜けました。

オイル入れる準備

新品エレメントを用意しますが、ドライブジョイのヤツ使います。

エレメントはエンジン側に接する部分のゴムパッキンにオイルを塗ってからねじ込んで取り付けます。

これはゴムパッキンがエンジンに接し締め込む際のゴムの滑りをよくして変形を防ぐ効果があると思います。

私はエレメントが付いてた部分をクリーナーで洗う前にポトポト落ちる廃油を指に取り塗ってますので廃油でも新品オイルでもOKと思います。

適当ですがクリーナーで廃油の汚れを落とします。

エレメントの箱にも書いてありますが、エレメントを取り付ける際にはゴムパッキンがエンジン部分に当たった所から3/4回転締めて完了です。

トルクレンチを使う際には14Nm(サービスマニュアルより)で締め込みます。

ドレンボルトもクリーナーで洗って綺麗になりました。

私は普段は上抜きって事もありますがドレンパッキンは変えてません。

基本は毎回交換なんですがいきなりドバァ~ってオイルも漏れないだろうし、オイルが交換の際に滲んでたらドレンパッキンも交換したら良いでしょう。

ドレンプラグは40Nmで締め付けますが、画像のスナップオンのデジタルトルクレンチは40Nmにセットして締め込めば40Nmになったら音で知らせてくれて良いんですが、このスペース(スロープに載せて10センチ上がってる)での作業にはデカすぎて少し困ります。

でも老眼の目には抜群の見やすさがあります。

車を頭の高さまで上げれる場所なら抜群に使いやすいです。

もっと小さなデジタルトルクレンチも欲しいね。

これでオイルを入れる準備は出来ました。

オイルを準備する

フリードは0w-20が指定オイルですが古いモービルのRPも1L混ぜて使用します。

1L缶なんで缶切りで両サイドに穴を開けます。

これ見たら子供の頃に練乳の缶をチューチュー吸って飲んだこと思い出しました!

オイルジョッキに移しますがオイルが寒さで固くて時間が掛かります。

このオイルも残り1Lちょっとなんで使い切りましょう。

毎度の出光ツーリング5w-30ですがフリードの指定は0w-20ですが10万キロオーバーの古い車なんでオイルは固めが良いでしょう。

最後は蓋を開けて最後の一滴まで注ぎましょう。

よ~し次はこのオイルを開けようと思ったら画像手前左側に移ってる出光のオイルが5L程残ってました。

0w-20のエコメダリストです。

これ入れましょう。

モービル0w-40が1Lと出光5w-30が1L少々と出光0w-20が0.5L程でまずは2.6L入れましたが、粘度も分からなくなってますね。

今回のフリードはエレメントも交換したんで3.6L入れますがジョッキの満タンまで注ぐと入れにくいので2.6Lをまずは注ぎます。

蛇腹ホースがあれば問題ないが無いしね。

オイルを入れる

オイルジョッキに注いだオイルを入れていきますが、まずはエンジン上部のオイルフィラーキャップを開けます。

固くて手で開けれないこともありますがウォーターポンププライヤーがあれば簡単に開けれます。

オイルフィラーキャップが外せましたが、裏側がヘドロっぽいのが貯まってたんで綺麗に拭きます。

簡単にですがウエスで拭き取りました。

アイスコーヒーの900mlペットボトルで自作したジョーゴをセットします。

まずは2.6Lオイルを入れます。

残り1Lも出光エコメダリストを注ぎオイルを入れます。

これで合計3.6L入りました。

GB3フリードはエレメントも交換時は3.6Lですがオイル交換のみなら3.4L入れます。

フィラーキャップも忘れずに取り付けて締め込んで完了です。

エンジン掛けてオイルを回します、同時にスロープから降ります。

この後エンジン切ってオイルレベル見たらちょうどゲージの真ん中だったのでレベルもOKです。

これにてオイル交換作業も終了です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CIMG6562-1200x675.jpg

記録用画像ですが今回のオイル交換&エレメント交換は2022年(令和4年)1月30日に走行距離120361キロで行いました。

前回オイル交換は2021年5月23日に走行距離114998キロ(記事は無し)で交換したんで前回交換から5363キロでの交換となりました。

ちなみに新車で買って記録をノートに書いてるんで何時何キロで交換したのかは全て分かります。

見ていきましょう。

H23年(2011)03月23日納車で
H23年(2011)05月08日 オイル&エレメント交換 2082キロ 記事
H23年(2011)09月30日 オイル交換       7214キロ
H24年(2012)05月04日 オイル交換       12749キロ
H24年(2012)10月14日 オイル&エレメント交換 18180キロ
H25年(2013)05月18日 オイル交換       23117キロ
H25年(2013)11月23日 オイル交換       28652キロ
H26年(2014)05月05日 オイル&エレメント交換 33793キロ
H26年(2014)10月04日 オイル交換       38406キロ
H27年(2015)03月08日 オイル交換       43463キロ 記事
H27年(2015)07月20日 オイル交換       51156キロ 記事
H27年(2015)12月06日 オイル&エレメント交換 56870キロ 記事
H28年(2016)04月10日 オイル交換       61644キロ 記事
H28年(2016)08月20日 オイル交換       66908キロ
H28年(2016)10月30日 オイル&エレメント交換 72309キロ 記事
H29年(2017)03月12日 オイル交換       78368キロ 記事
H29年(2017)08月12日 オイル交換       82957キロ 記事
H30年(2018)03月09日 オイル&エレメント交換 87286キロ 記事
H30年(2018)08月05日 オイル交換       92282キロ 記事
R01年(2019)05月04日 オイル交換       98285キロ 記事
R01年(2019)12月22日 オイル&エレメント交換 103599キロ 記事
R02年(2020)09月22日 オイル交換       109348キロ 記事
R03年(2021)05月23日 オイル交換       114998キロ
R04年(2022)01月30日 オイル&エレメント交換 120361キロ 今回の記事分 

エレメント交換は普通2回に1度と言われてますが、私の場合3回に1度と少ないですが一般的に使われるオイルより良いオイルを使うようにしてます。

でも良いオイルほど洗浄効果も高くオイルも汚れると言われてるんでエレメント交換は2回に1度した方が良いような気がしますが、オイル量も減ってないことを見てもエンジン内部の摩耗も少なくメンテナンス的には大丈夫なんでしょう。

あと消した記事もありますが割と記事も書いて残ってますね。 

抜けた廃油量の確認

最近もワゴンRで計ってますがフリードも計ってみます。

前回計ったのは2019年12月で全然減ってなかった廃油でした。

記事は↓

今回も「減ってなかったらええなぁ~」って思いながら画像のように1L入れて廃油入れに移しますが、3Lは移せました。

残りはどれだけだろうか?

4杯目の画像ですが約900mlあります。

オイルを入れたのは3.6Lなんで増えてますやん!

そんなはずは無いでしょうが間違いなく900の辺りです。

3杯目までの1Lが多少少なかっただろうとは思いますが、やっぱり全然減ってないって事でしょう。

安心しました。

こんな事も定期的に行えばエンジンの劣化具合の目安になるんではないでしょうか。

定期観察のバッテリーチェック

せっかく買ったバッテリーテスターなんで定期的にバッテリーを診断したいと思います。

バッテリーテスターの使い方は↓の記事を見て下さい。

フリードのバッテリーはパナソニックのCAOSの60B-19Lが付いてます。

メーカーに聞いたCCA値は330なんで330を入力して計りました。

結果はCCA値316です。

続いて電圧は12.77Vで内部抵抗は8.89㍉Ωとなりました。

バッテリーの状態もGOODになってるんで信じましょう。

これにて定期診断終わりです。

CAOSバッテリーの液補充

以前の記事でも書きましたがCAOSも液補充は必要です。

記事は↓

メンテナンスフリーならバッテリー液を入れる場所は無いはずですが、CAOSはビニールでカバーされてますが液補用用ネジがあり、ビニールカバーは水蒸気が逃げにくくするためにビニールが付いてるみたいです。

なのでビニールカバーを剥がします。

ミシン目もあるんで綺麗に剥がせますが、私はカッターでミシン目を軽めに切りました。

尚、なんで2021年6月にもフリードで液補充してるのになんでまた補充するの?って思われた方に説明ですが、実はこの時のバッテリーは2016年11月7日製造のCAOSの60B-19Lなんですが、今フリードに載ってるバッテリーは2017年12月11日製造のバッテリーになってて違うバッテリーなんです。

なので液補充はまだ1度もやってないバッテリーになります。

は~い、ビニールが綺麗に剥がせました。

10円玉でもマイナスドライバーでも良いので補充液入れるネジ外しましょう。

私はちょうど内張剥がすドライバーでやってますが、専用のドライバーか10円玉とかの方がやりやすかったです。

液面を確認したいが見えにくい。

CAOSは横面もブルーなんで透けて見えないし。

CAOSバッテリーは上面から穴の中にもブルーの壁?(オレンジ線の形状)があり、その壁?に液面が少し掛かってればOKみたいです。

バッテリー液がどの程度少ないか分かりませんが確かに壁に掛かってません。

バッテリー液は補充液ってタイプを使いますが、一般的に流通してる精製水で大丈夫です。

純水とかイオン水とか呼び名は色々ありますがどれも不純物の無い精製水です。

バッテリー強化液とかは又違います。

ホンマは比重計とかで見たら良いんでしょうけど持ってません!

バッテリー液は注ぎ口の形状になってますが入れにくいのでこんな容器を買ってきてバッテリー液入れて補充します。

スポイドよりやりやすいです。

こんなん買うときはせめて250ml程度のヤツが良いと思います。

これ使って穴の中のブルーの壁に少し掛かるまでバッテリー液を補充します。

計ってないが50~100ml入ったような気がします。

液補充も終わり補充穴のネジも取り付けてバッテリーを充電してみます。

たぶん10分以内くらいでFULLってなって満充電になりましたがホンマに出来てるんか?

バッテリー取り付けパーツのメンテナンス

ここはせっかくなんでバッテリー固定してる押さえやネジもメンテナンスします。

歯ブラシとかワイヤーブラシでネジ山や押さえの表面の汚れを落とします。

ネジは潤滑スプレーとか拭いてナット取り付けて回したらスルスルに回るようになります。

久々に外したんで組むのに以前の画像見たりしながら組みました。

バッテリー押さえは黄色丸の矢印が前側になります。

ネジは長さが違ってて前側が長く(ロングでL)後ろ側が短い(ショートでS)ネジが入ります。

押さえは後ろ側がオレンジ線のような落ち込んだ形状になってます。

たまにしかバラさないパーツはバラす前に画像撮っておくのが大事ですね。

充電後のテスターの数値はCCA値345にアップして(当たり前か)

電圧は13.15にアップして内部抵抗は9.00㍉Ωとダウンになってました。

これにてバッテリーのメンテナンスも終了です。

まとめ

今回は嫁号のフリードのオイル&エレメント交換とバッテリーの測定を行いました。

いつもの上抜きが出来ず久々の下抜きでのオイルの排出となりました。

抜けたオイル量も計ってみましたが全然減って無く良かったですが、12万キロオーバーの車でも減ってないって不思議な感じがします。

同時に行ったバッテリー液補充やバッテリーテスターを使っての定期測定も数値は悪くなかったです。

バッテリー押さえも簡単にメンテナンスもして組むとき向きを間違ってたり焦りましたが無事組み立てれました。

3月に車検を迎えるフリードですがこれからも大事に嫁さんの足として頑張って貰いましょう。

ではでは・・・

コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちは 私もGB3に乗ってるのですけど 15万キロのを買ってもうすぐ24万キロなのですけど メンテは油脂類の交換やブレーキ等の消耗品交換だけで エンジン ミッションは勿論 エアコンやドアロック等まで 何処も壊れない良い車 長く乗るつもりでは無かったのだけど 
    調子良すぎて この春には3回目のユーザー車検受けるつもりです 壊れたら直せば良いと思って購入した車が 予想外れて壊れない

    • jun より:

      匿名様
      コメントありがとうございます。
      まったく最近の車は壊れませんね~。
      ちょっとくらい壊れて(走れる程度)くれたらネタにもなるんですが、消耗品以外変える物も無いですね。
      よく出来た車です。