今年も例外なくこの時期がやってきました。
雪の降る地方は毎年必ずあるスタッドレスへの交換を行いましたが、去年までのスタッドレスは捨てて今年は取り付けるのはブリザックVRX2です。
タイヤ交換時に見ておきたいポイントやブリザックVRX2のインプレ等詳しく紹介してるんでご覧下さい。
ブリザックVRX2

今年も例外なくスタッドレスを取り付けるシーズンとなりました。
昨年まではヨコハマのアイスガードIG30を2016年12月から使い始め、6シーズン無事安全にお世話になりました。
もうIG30はかなり減っちゃったんで今年はブリザックVRX2(以下VRX2)にしてみました。
でも中古(2018年製)なんで新品の効果は期待しませんがこれから数年間無事安全にお世話になります。
実はこのVRX2今年の4月に買ってまして送料込みで12000円で購入しました。
4月にホイールに組んで保管してましたが、車両への取付は2022年11月26日に行いエアの確認等は前日までに済ませてましてエア圧は2.5キロ入れときました。

新品VRX2の溝の深さは知りませんが記録用に測って見ました。
1番良かったのはフロント右に取付ますが各溝の深さはセンターで7.4㍉、アウト側ブロックが6.8㍉、
内側溝で7.7㍉でした。
しかし今日は画像が綺麗に撮れない・・・

フロント左にはセンター7.3㍉、アウト側ブロック6.7㍉、内側溝7.6㍉を取り付けます。

リア右にはセンター6.9㍉、アウト側ブロック6.6㍉、内側溝7.4㍉を取り付けます。

リア左にはセンター7.2㍉、アウト側ブロック6.2㍉、内側溝7.2㍉を取り付けます。
これで3月終わりくらいに夏タイヤに戻す際には1シーズンのVRX2の減り方も判りますね。

中古タイヤなんで硬度も見てみましょう。
スタッドレスは硬度50以下が良いと思いますがこの中古VRX2は43くらいと柔らかそうですね。

もう1本硬度計で測った数値は46とこれまた柔らかい。
毎年硬度も見てると固くなっていく過程が判りますね!
と言っても溝的にはバリバリですが2018年製なんですでに4シーズン経過してますが4年経ってもVRX2は柔らかいと言う情報になりますね。
ちなみに2016年製の減ったIG30は60位でした。
取り付け及び確認事項

それではフロントから取付していきましょう。
ジャッキで上げますが前輪をスロープに上げて車体下スペースを確保します。
多少車高低いんでスロープに載せますが車高がノーマルならそのままジャッキ掛けます。

MH34SワゴンR(4WD)の場合ジャッキは結構奥の方にミッションマウントがありそこに掛けます。
ワゴンRもハスラーもスペーシアも同じだと思います。
4WDなんでプロペラシャフトが見えてますがプロペラシャフトが始まる部分のすぐ前ぐらいの場所になります。
ジャッキで上げたら十字レンチや車載工具やインパクトでホイールナットを緩めて外します。

そうそうタイヤなんて外さないんでここぞとばかりに足回りを点検します。
画像はタイロッドエンドブーツですが、ここのゴム部分が破れてると車検も通りません。
破れてる場合は早めにブーツ交換が必要で中のグリスも飛び散ったり汚くなります。

あらら画像が全然アカンやん・・・なぜか綺麗に撮れてないですが、画像はドライブシャフトブーツになり、この蛇腹部分が破れてないか目視で点検します。
ここも破れてると車検も通らず回転する部分なんで中のグリスが派手に飛び散って汚れます。
やぶれたまま放っておくと中のジョイント部分にゴミが入りハンドル切ると「カラカラ」的な音がする場合があります。
破れてる場合は早めに交換します。

画像はブレーキホースですがキズが無いか目視で確認します。
この日は雨降りだったので濡れてイマイチ確認できませんでしたので、出来たら晴れた日に行いたいですね。

画像のロットがスタビライザーロッドになり30㌢ほどの棒ですが上下にゴム部分がありこれも破れてると車検が通りません。
画像では横向きですが上から下に伸びてる棒です。
私も今年8月の車検時に事前に確認して交換して車検に出しました。

画像はブレーキキャリパーでここにもスライドピンを覆ってる蛇腹状のゴムがあるんでちゃんと被ってるか?外れてないか目視で点検します。
これ外れてるとスライドピンにゴミが入り錆びたりして動きが悪くなりブレーキパッドの片減りとかになります。
滅多に破れたりとかは無いのでしっかりハマってればOKです。

画像はブレーキパッドの残りの見てますがまだ4㍉くらいはあるんかな?
これも減ってるとブレーキが「キーキー」音がして知らせてくれますがその時にはブレーキローターがキズが入るので早めに交換しましょう。
私のはブレーキローターもパッドも古いスイフト用が入ってるんでちょっとだけ(1インチ)ローターも大きいんですよ。
記事は↓

フロント確認作業も最後はロアアームジョイントのゴムが破れて無いか目視で確認します。
今日は濡れてるんでしませんでしたがゴム部分は呉のラバープロテクタント吹き付けるのがおすすめです。
ゴム部分に潤いを与えて長持ちする「気」がします。

交換作業を撮るの忘れてましたがフロントはスタッドレスに交換してジャッキを下ろしました。
下ろしたらホイールナットはスズキの軽の場合85Nmで締めて完了です。
毎度思いますが85Nmって結構緩いと思うのは僕だけだろうか・・・

フロントはスタッドレスになったがリアは夏タイヤのままの画像ですが、同じデザイン同じ色のホイールでインチが違いリアは16インチでフロントは14インチです。
結構レアな画像ではないですか?
リアもスタッドレスに交換&リアブレーキメンテナンス

続いてリアもスタッドレスに交換します。
ジャッキを掛ける位置は4WDなんで単純にリアのデフに掛けてあげます。
インパクトでホイールナットを緩める方はそのままジャッキ上げても大丈夫ですが、十字レンチや車載工具で緩める方はジャッキで上げる前にナットを緩めておきましょう。

リアも確認事項はあるんですがフロントと比べたら少ないのと雨に濡れてるんで省きました。

車検時に特に問題なかったリアのドラムブレーキですが簡単にメンテナンスします。
画像のようにドラムカバー外します。
サイドブレーキ解除して手前に引っ張れば外せますが、外れない場合はM8ボルトが入る穴があるんでねじ込んで外します。
私のは引っ張るだけで外れました。

リアのドラブブレーキはここのシリンダーが左右に広がりブレーキが効きます。
なのでゴミが入らないようゴムカバーがあるんで少しめくってブレーキフルードの漏れが無いか?濡れてないか?を確認します。
ここは格安1時間車検でも見てくれてますので問題はありませんでした。

ブレーキシューがバックプレートの当たってる部分をグリスアップします。
シューを少し持ち上げてスプレーグリス吹きます。
画像は上側やってますが中央付近と下側もバックプレートに触れてる部分に同じように持ち上げてグリスアップしました。

リアもスタッドレスに交換完了。
ジャッキを下ろしてトルクレンチで85Nmで締めて完成です。
備忘録

2022年11月26日に111966キロでスタッドレスに交換しました。
昨年まではIG30でしたが今回から中古のVRX2になりました。
エア圧は2.5キロです。
まとめ
天気予報で雪マークが見えだし最低気温も下がりそうな感じになってきたんで2022年11月26日に愛車ワゴンRスティングレーT4WDのスタッドレスへの交換を111966㌔で行いました。
今シーズンから昨年まで履いてたヨコハマのアイスガードIG30からブリジストンのブリザックVRX2に中古ですが履き替えました。
山もバリバリあって硬度計で見ると50以下で柔らかくよく減りそうですがこの冬も安全に走れそうです。
交換時には各部ゴムパーツの劣化や破れも確認しました。
最後にトルクレンチで85Nmで締めて完了しました。
でも雪は程々にお願いします。
ではでは・・・
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