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オッティにダウンサス組んでみた(H91W)

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愛車のオッティは14年落ちで年式が古くなると少しでも長く乗るためにイメチェンは必要なのかぁ~と思い、ちょっと気分転換にダウンサスを組み込みローダウンしてみました。

今回は画像を交えローダウンスプリングの組み方等も詳しく紹介します。

それではご覧下さい

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オッティの前輪のスプリングの交換

フロント左のタイヤハウス内の足回りのネジを外すポイント紹介

いきなりジャッキアップしてタイヤが外れた状態ですが、まずは前輪の足回りの交換です。

タイヤハウス内は赤丸で囲った4本のネジだけ外します。

赤丸①ABSセンサーのコードですが12ミリのソケットでもメガネレンチでもOKです。

赤丸②はブレーキホースを留めてる金具をタガネかマイナスドライバーをあてがいハンマーで外します。

赤丸③④はメガネレンチ17だったか19だったか忘れましたが17-19のメガネレンチならOKです。

この4本だけ外せばあとはボンネットの中だけなんで次へ進みます。

ボンネット内のネジを外すポイント紹介

ボンネットを開けて足回り上部にボルト2本外します。

赤丸①②と14ミリのロングソケットで外しますがラチェットは普通のストレートなタイプより曲げれるタイプの方がエクステンションとかで長さを稼ぐ必要もなく簡単です。

ストレートな物しか無い方は素直にエクステンションで長さを稼ぎ緩めます。

これで前輪のストラット(足回り)が外せます。

前輪のスプリングの外し方と組み方

フロントノーマルスプリングの外し方

外したフロントストラット

外れた足回りですが、今回右側にあるスナップオンのラチェットが曲げれて大活躍でした。

スプリングコンプレッサーでノーマルのスプリングを縮める

インパクトを持ってる方はもっと後の作業になりますが、インパクトが無い方は赤丸の部分がショック(ダンパー)の頭のボルトになります。

スプリングは縮めない(スプリングが効いてる状態)でゴムキャップを外し17ミリのロングソケットでナットを緩めるだけやっておきます。

決して全部外さないで緩めるだけです。

全部外すとスプリングが飛び出し危険です。

わざと時間短縮で全部外すことがありますが、これを「飛ばす」と呼んでます。

あとショックの頭のボルトは6角レンチが挿せるようになってて共回りを防ぐことが出来ます。

しかし6角レンチを挿せば17ミリのソケットは入らなくなるしやっぱりインパクトの使用をお勧めします。

ここからやった作業に移ります。

スプリングコンプレッサーでノーマルスプリングを縮めます。

ノーマルは結構縮めて組んであるので縮める必要があります。

今回のスプリングコンプレッサーは2本のスプリングコンプレッサーを繋ぐリンクが付いてます。
やった事ある方なら解りますが、普通のスプリングコンプレッサーではスプリングを縮めて行くとスプリングコンプレッサーが片側に寄ってしまってやり直し(かけ直し)とかなります。

スプリングコンプレッサーが片側に寄ってしまうと時間も無駄になるし、指等怪我する事もあると思うんでこんなタイプがお勧めです。

インパクトを使いスプリングコンプレッサーを締めこみスプリングを縮めます。

縮めて行くとスプリングが遊びだすんで少しでも遊びが出たら縮めるのも終了です。

ストラットの上の皿を外した所

スプリングを縮めた状態でストラットを立ててストラットの上部のゴムの蓋を外しインパクトで(17ミリソケット)一気にショックの頭のナットを外します。

これでノーマルのバネは外せました。

フロントのダウンサスの組み方

オッティ用RSR Ti2000のスプリング

ノーマルのスプリングも外せたんでダウンサスを組みますが、今回はRSRのTi2000って名前のスプリングを使って車高を落とします。

尚、スプリングにはRSRとTi2000のシールが見えますが組む時に天地が逆にならないようにシールがあるようです。

ダウンサスは縮めなくてもそのまま組めます

ダウンサスはスプリングを縮めたりしなくても組めました!

これだけでも結構な時間短縮になります。

スプリングが乗る位置(下の皿)とスプリングに乗っかる部分(上の皿)をスプリングの形状に合わせてショック上部を組みます。

ショックの頭のナット(17ミリ)をインパクトで締めこみ車両へ組み込みます。

外した逆の手順でエンジンルーム内から14ミリナットで締めて。

タイヤハウス内は17ミリボルト&ナットで足回りを固定して、ABSセンサーは12ミリ、ブレーキホースは金具を取り付けて完了です。

今回は左前輪で紹介しましたが右前輪も同じ要領で外して組みます。

後輪のスプリングの外し方と組み方。

リアノーマルスプリングの外し方

リアのジャッキアップと馬の設置ポイント

リアはフロントに比べて簡単です。

ジャッキをアクスル中央に掛けてジャッキアップして後輪のタイヤを外し、画像の位置(パンタグラフジャッキを掛けるポイント)に左右とも馬(リジットラック)を掛けて車体を支えます。

リアショックのネジの場所の紹介

画像が解りにくいが赤丸のボルトを17ミリのメガネで緩めます(左右)。

このボルトメチャクチャ固くて長めのストレートのメガネで緩めました(緩めるだけ)。

ボルトの下にスペースがあまり無いんでメガネが入って緩めれるようにジャッキを上げて作業しました。

ボルトが緩んだらアクスルに掛かってたジャッキをゆっくり下げて行き、リアショックが伸びてきてボルトが簡単に廻る位置で止めてボルトを外します。

ボルトが取れたらジャッキを下ろしアクスルが全下げ状態になりスプリングが遊ぶんでスプリングを外して取り外しは完了です。

ジャッキを下げてノーマルのリアスプリングを外した所

こんな感じでアクスルも下がりリアスプリングも外れました。

リアのダウンサスの組み方

リア用のダウンサスを入れた所

アクスルも全下げ状態でダウンサスを入れます。

アクスル側の形状に合わせスプリングを置き、スプリングの上にはバンプラバーのゴムを置いてジャッキを上げて行きます。

上げて行くとショックの下の穴とアクスルの取付穴が合う位置で止めてショックの下のボルト(17ミリ)を留めます。

合い難い場合は高さが合ってないんでジャッキで高さを合わせてボルトを留めます。

シッカリボルト締めたら完成です。

走ってみた感想

ダウンサスを組んで完成したオッティの車高の画像

ノーマルの状態での画像や高さを測って無かったんでイマイチ解りにくいですが、乗って車を動かし車から降りる時に地面に足を置く感覚が全然違い早く足が地面に接地しました。

たぶん2~3センチのダウン量ですがこれならどこも擦る事無く走れそうです。

乗り心地も跳ねる事も無く大きなギャップで最初だけ[ゴツン」と感じますが乗り心地は良さそうです。

今回組んだTi2000は普通のローダウンスプリングより軽量でヘタリも無く乗り心地が良いと書いてありましたがその通りの乗り心地だと思いました。

ただリアはローダウンするとアクスルが構造上左に寄るんでタイヤのはみ出し具合が違ってしまった。

これは調整式のラテラルロッドを組まないと調整出来ないので次回の宿題とします。

又、フロントは車高が落ちたりサスが縮む方向にストロークするとフロントのト―がトーアウト方向にずれるんでこれも宿題ですね。

ラテラルロッド取り付けの記事は↓

まとめ

愛車オッティにダウンサスを組みました。

作業は友人宅で行ったので馬を用意した以外は友人宅の高級工具で行いました。

難しいポイントはブログの通りにやれば作業は簡単ですが、馬(リジットラック)、ガレージジャッキ、インパクト、スプリングコンプレッサー、ラチェットとロングソケットはあった方が良いです。

RSR Ti2000のダウンサスは乗り心地も良く車高も2~3センチ下がったようです。

ローダウンに伴いフロントはトーアウトになり、リアはアクスルが左に寄ります。

トー調整は車屋で調整して、アクスルは調整式ラテラルロッドに交換すれば解決します。

こんな感じであと2年ほどオッティに乗りたいと思います。

ではでは・・・

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