3月23日にめでたく10万キロになった愛車ワゴンRですが、10万キロになったらやろうと決めてたプラグ交換を行いました。
型が変わるたびにプラグもどんどん細くなってプラグレンチもどんどん買い足さないと出来ません。
今回もバラしから交換作業等詳しく紹介してるんでご覧下さい。
虫の知らせか10万キロ!
3月23日午後4時過ぎに仕事で走ってると突然何となく(マジで何となく)メーター内のスイッチを押した。
すると偶然99999キロになっておりビックリした。
普段は平均燃費表示になってるんで何でメーター表示を変えようと思ったのかは不明だが、もうすぐ10万キロになるなぁ~とは知ってたが今まさにその瞬間が来ようとは思ってもみなかった。
前も見ながらメーターも見てその瞬間に備えた。
結構走ってからその瞬間が来た。
100000キロ!
2020年8月13日に71652キロで私の元へやってきた中古車だったMH34SワゴンRスティングレーTの4WD車は、1年7ヶ月と10日で28348キロ走り(1日平均50キロ弱)100000キロを迎えた。
ここ10年で3度目の10万キロ表示を見たんだが、MH23SワゴンRスティングレーX4WDも、H91Wオッティも、現愛車も私の要求に耐えながらよく走ってくれてます。
今回は10万キロになったら交換しようと数ヶ月前に買っていたプラグを交換したいともいます。
新品プラグの用意
新品プラグは早く買いすぎてて1月に買ってあったんだがやっと日の当たる場所に出てきた感じだ。
今回もデンソーのイリジウムタフの10万キロ使えるタイプです。
なぜか毎回拘りのようで意味も無くデンソーばかり買っているが、NGKも使ってみたいんだが・・・
プラグを外す
ボンネット開けてバラしていきましょう。
エアクリーナーがエンジン上にあるんでプラグ交換にはエアクリーナーを外す必要があります。
黄色丸の10ミリボルト3本外し、緑丸のホースバンドをプラスドライバーで緩めて、赤丸のクリップも外したらエアクリーナーは上向きに外せます。
エアクリーナーが外せたらエンジンが見えるんでダイレクトイグニッションを外します。
黄色丸の10ミリボルト3本外しダイレクトイグニッション持ち上げ、赤点部分押しながらカプラーを赤矢印方向に抜いて行きます。
最後右側のダイレクトイグニッションはコードが短いのでダイレクトイグニッションが持ち上げれないので赤丸押しながら緑線部分にマイナスドライバーねじ込んでカプラーを外してからダイレクトイグニッション持ち上げて外します。
ダイレクトイグニッションが外せたらプラグホールが見えます。
これでやっとプラグにアクセス出来るようになりました。
プラグホール内を見てオイルとか溜まってないか?滲んでないか?見ておきましょう。
もし滲んでたらタペットカバーガスケットの交換が必要になります。
最近のスズキ車はプラグレンチは14ミリソケットで外します。
R06(MH34S型から)エンジンになってから14ミリになりました。
MH23Sは16ミリだったんでヘッド周りがアップデート(冷却の為?)されたのかプラグ経は細くネジ山も多くロングリーチになってます。
前置きが長くなりましたがこのプラグレンチを使ってプラグを外します。
外れたプラグです。
プラグをよく見ると意外と減ってない事が分かりました。
このプラグは白金プラグで赤矢印も黄色矢印も白金が貼ってあり長寿命のプラグでした。
赤印部分だけ白金が付いてるプラグ(片側白金タイプ)は2万キロタイプになり、両方付いてれば10万キロタイプとなります(たぶん)。
ここで考察、このワゴンR買ったのは2020年8月に71000キロで車検受け渡しだったんですが、その時点でプラグは減ってないので無交換と聞いてたが、この車は2012年12月登録で2015年12月に1回目の車検で、2017年12月に2回目(車検証より62600キロ)の車検時に変えてたんだと思います。
たぶん外したプラグは40000キロで交換することになったが(たぶん)もっと使っておけば良かったかな?
しかしプラグって意外と減りません!
長寿命タイプは10万キロは余裕で15万キロくらい持ちそうな予感です。
新品プラグ(デンソー製)との比較ですがNGKの方が作りが良さそうに思えるね。
しかし新品とそこまで変わらんね、やっぱ減ってないね。
新品プラグ取付
新品プラグを組みますがエンジンタペットカバーに注意書きで12Nm±2Nmで締め付けとありました。
新品プラグは新品ワッシャーが潰れる感じで難しい締め付けになるんでトルクレンチで締めましょう。
あと毎度プラグのネジ山に耐熱グリス(アンチシーズ)塗るんですが、今回は塗らずに組みます。
今日は昔(30年位)から持ってるトルクレンチで締めますが、これ最小トルクが13.6Nmからなんで13.6Nmで締め付けます。
久々に使ったがカチッとなる瞬間の締まる感じがヌルッとしてて最小トルクで使ってるからか悪すぎる。
やっぱスナップオンデジタル使った方が良かったわ。
タイヤ用とかでは差し込み角が12.7だったりするんで、差し込み角9.5の小さめのトルクレンチで締めましょう。
組み付け
プラグもしっかり?締まったんで元通りに組んでいきます。
ダイレクトイグニッションを組みました。
エアクリーナー組みますが少しのコツがあります。
黄色丸の部分がタペットカバーの上から刺してからパイプ(ホースバンドで留める)を入れるように組みましょう。
エアクリーナー組めたら完成になります。
せっかくなんで拭ける部分を拭いて綺麗にしました。
これにて完成です。
今回のプラグ交換は令和4年3月27日に100226キロにて行いました。
使用済みプラグ考察
使用済みプラグ(たぶん4万キロ使用)を見ていきます。
このL型の部分が接地電極と呼びます。
白く丸い感じに見える部分が白金が付いてる部分です。
多少接地電極の角の部分が減ってますね。
でも綺麗ですね。
この尖った部分が中心電極になります。
プラグは中心電極から接地電極に火花が飛んで燃焼室内で燃料に火が点き爆発させてピストンを押し下げてます。
この中心電極の角もしっかりしててまだ寿命10万キロ程先でしょうか?
まとめ
今回は10万キロになったら交換しようと買っておいたプラグを交換しました。
10万キロには令和4年3月23日になりました。
交換作業はエンジン上部のエアクリーナーを外して行いますが、前モデルMH23Sと比べても整備性は上がっててより簡単に交換できました。
外したプラグは意外と減って無く白金も接地電極も中心電極も両方あって長寿命タイプでした。
もっと使ってれば良かったんですが10万キロ記念に交換いたしました。
交換後は毎度のことですが(減ってなかった事もあり)変化は無く気分だけ良くなった感じです。
次回交換は20万キロの予定なんでそこまで大切に乗っていきます。
ではでは・・・
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