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スタッドレスタイヤ【IG30】は1シーズンでどれだけ減る?検証part1【MH34S】

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スタッドレスタイヤって柔らかくて直ぐに減るイメージですが、一体どれほど減るんでしょうか?

今回は1シーズンでどれだけ減るのか検証してみました。

距離や地域で一概に言えませんが目安になるんでご覧下さい。

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スタッドレスの溝の深さとプラットフォーム

スタッドレスタイヤは冬に履く雪用タイヤなんですが、柔らかくサイプ(横方向の細かいスジの部分)がタイヤの縦方向(発進やブレーキ)や横方向(コーナリング)に対してトレッド表面(タイヤ表面)がよれてグリップしてます。

夏用タイヤはタイヤ表面に縦溝と横溝しか無くブロックの剛性が高い分雪道ではトレッドのよれが無くタイヤ自体も固いのでグリップしません。

あとタイヤはスリップサインと言って「これ以上減ると危険なんで交換して下さい」とタイヤが減ってくると縦溝部分に少しだけ溝が浅くなってる部分が有り、ここがタイヤ表面とツライチになると交換するサインとなります。

更にスタッドレスはプラットフォームと呼ばれる部分が縦溝部分に有りその部分はスリップサインより浅い位置に有りプラットフォームとタイヤ表面がツライチになると雪道での使用限界のサインとなります。

プラットフォームが出て雪道での使用は危険となりますが、冬以外の季節であればスリップサインが出るまで使用できます。

私も含めプラットフォームが出て冬の使用が出来ないタイヤはもう使わない人が多いとは思います。

スタッドレスタイヤの溝はだいたい8㍉(9㍉かも?)ほどの溝の深さがありますが、プラットフォームはその半分で約4㍉程度が設定されてます。

なので4㍉使えば(減れば)冬用タイヤとしての寿命になります。

4㍉って少ないような気がしますが、「どれくらいで4㍉減るか検証します」って言うとスゲ~検証に思いますが、1シーズンで私の場合どの程度減るか検証してみました。

尚タイヤの減りはその人の乗り方やその地方や環境、使ってる期間において随分違いが出る事は了承して見て下さい。

私自身は結構タイヤ減らす方だと思ってますので(タイヤの減り方で分かる)私より減らない方も多いと思ってます。

1シーズンでのスタッドレスの使用期間

私の場合仕事が高地(標高400メートル)って言うのも有り早い時期から使い始め、遅い時期まで使っています。

使い始めは2021年11月28日に交換して記事は↓

使い終わりは2022年3月16日に交換して記事は↓

期間にして3ヶ月半、走行距離は4836キロスタッドレスで走りました。

今シーズンは結構雪降ったんであまり走らなかった印象があります。

約5000キロでのスタッドレスの減りを見ていきます。

おっと、このタイヤ初めて履いたのが2016年でもう6シーズン使っての減り(検証)になります。

初めて履いた日の記事は↓

右前タイヤの減り

まずは右前タイヤから見ていきます。

養生テープの左側がイン側で右側がアウト側です。

上側の養生テープが履いた時の溝の深さで下側の養生テープが外した時の溝の深さです。

センター付近で0.7~0.8㍉減って、イン側は1.5㍉ほど、アウト側は3㍉ほど減ってます。

両サイドが減ってるのがフロントタイヤの特徴でハンドル切ってコーナリングしてるんで両サイドがよく減ります。

6シーズン使っての減りですが今シーズンから山道走る機会が増えたんで6シーズン使えましたが、今シーズンの使い方を毎シーズンすると新品からでも2~3年で交換が必要ですね。

左前タイヤの減り

今度は左前タイヤになります。

センター付近で0.5㍉~1㍉弱、両サイドは1㍉~2㍉減ってます。

両サイドが減るのがフロントタイヤの特徴で、山道の下りで減ったのだと思います。

右後タイヤの減り

右後輪タイヤになります。

センター付近で0.2㍉~0.8㍉減ってます。

両サイドは0.5㍉~0.6㍉減ってます。

6シーズンも使ってるんでローテーションでフロントに履いたことも有り両サイドが減り気味ですが、基本リアタイヤは均等に減る感じですね。

左後タイヤの減り

最後は左リアタイヤです。センター付近で0.6㍉~0.7㍉。

両サイドは0.1㍉~0.7㍉ほどでしょうか、やっぱ後輪は均等に減る感じがします。

ちょうど右から2番目の数字(2.8とか2.9の間)のあたりにプラットフォームが出ててトレッド表面(タイヤ表面)とツライチになってる部分が見えます。

なのでこのタイヤは冬の使用はもうダメ

まとめ

最初にも書きましたがスタッドレスタイヤに限らずタイヤの減りは走行距離はもとより走る環境、街乗りか郊外か?山道峠道の走る頻度によって各自各車違います。

私の場合月に10日間ほど山に登り(標高400メートル)下ってきます。

登りはゆっくり登りますが下りはほっといてもスピードが出るので必然的にコーナリングらしいコーナリングをする事になりフロントタイヤ外側がよく減ります。

リアタイヤは多少スピード出しても均等に減る感じでシーズン毎にフロントに履いたりリアに履いたりする事でアウト側も減ってきます。

今回の検証で1シーズン5000キロほど使ってもセンター付近は1㍉も減らない事が分かりました。

平坦な道を飛ばさずタイヤに負担を掛けなければプラットフォームが出るまでの4㍉で5年以上は使えることが分かりました。

タイヤは生ものみたいな物で新品時の柔らかさは段々無くなっていき経年劣化(経年変化)で固くなっていくんで一概に減ってないからOKとは行きません。

またの機会にタイヤの柔軟性や経年につれての堅さの変化もお知らせします。

ではでは・・・

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