スタッドレスタイヤが1シーズンでどれだけ減るか検証part2です。
part1(前回記事)はMH34SワゴンRで検証しましたが、part2はGB3フリードでの検証です。
新品でもプラットフォームまで4㍉ほどしか使えないスタッドレスですが、1シーズンでどれだけ減るのかが分かればだいたい何年持つとかも分かります。
見たこと無い検証なんでご覧下さい。
フリードのスタッドレスの使用期間
前回のスタッドレスタイヤの減りの検証はワゴンRで行いましたが、検証も1台より2台の方がより良い検証になるかと思いフリードでの検証もしてみます。
ワゴンRは1シーズンで3ヶ月半で5000キロ走りましたが、山道も多く走ったんで極端な検証だったかも知れません。
フリードは嫁さん用で田舎道の通勤なんで走行条件的にも普通っぽくて良いと思います。
フリードにスタッドレスタイヤを履いたのは2021年11月28日で走行距離は119021キロでの作業になりました↓
続いて夏タイヤへの交換は2022年3月20日で走行距離は121328キロでの作業となりました↓
スタッドレスタイヤを履いてた期間は3ヶ月半ちょっとで距離にして2307キロ使用してのタイヤの減りの検証となります。
フリードのスタッドレスはヨコハマタイヤのアイスガードIG50プラスで2016年12月に新品で初めて使って今シーズンで6シーズン使っての減り具合になります。
初めてIG50プラス履いた記事は↓
それでは検証スタート!
左前輪のスタッドレスの減り
左前輪から見ていきます。
養生テープ緑がR3年11月21日に計った溝の深さで、ブルーの養生テープがR4年4月12日に計った物です。
画像左側がタイヤの内側で、画像右側がタイヤの外側になります。
フリードはFFなんで前輪は駆動輪になりタイヤのセンターが減り、ハンドルを切るんでタイヤのサイドも減ってタイヤへの負担は大きいです。
嫁さんの乗り方だと大体均等に減っててワゴンRのようにサイドが減るって事も無さそうです。
2300キロで0.5㍉くらい減った感じでしょうか?
新品時には8㍉ほどあったであろう溝は6シーズンで2㍉~3㍉弱ほど減ってますね。
右前輪のスタッドレスの減り
右前輪は左前輪と同じ感じで特にサイドとかも同じように減ってます。
数値で表すと2300キロ走って0.2㍉~0.6㍉ほどの減りになってます。
1人乗車に機会が多いので左前輪より右前輪の方が運転席の重さ分だけよく減る傾向になるのが普通だと思います。
左後輪のスタッドレスの減り
左後輪を見ていきますが、FFのフリードなんで後輪は引きずってるだけのタイヤで減りも少ないのが一般的な考え方だと思います。
タイヤの減りは0.1㍉~0.3㍉減ってる感じでしょうか。
素人がデジタルのデプスゲージを使って計ってるんで溝が増えてるところが笑えるポイントです。
右後輪のスタッドレスの減り
続いて右後輪です。
センターから外側は0.1㍉~0.3㍉の減りですが、センターから内側は0.8㍉~1.3㍉と計り間違えなのか結構減ってます。
たぶん間違いだと思います。
フリードの1シーズンでのスタッドレスの減り総評
嫁さんの通勤用フリードなんで綺麗に減ってる感じが私の運転するワゴンRとの大きな違いです。
山道も走ることも無いんでサイドもあまり減りません。
車重のある普通車でも街乗りなら1シーズンで0.5㍉ほど減るだけのようです。
プラットフォームまで4㍉あるとするならば6年以上は使える計算になりますね。
一概に溝の深さでは語れないスタッドレスタイヤですがトレッドの柔らかさや柔軟性があれば6年使っても大丈夫そうです。
また次回以降硬度計を使ってタイヤの堅さも見てみる検証もやってみますね。
スタッドレスの保管方法
画像はワゴンRの来シーズン用のスタッドレスでブリザックVRX2になります。
前回記事のあとヨコハマアイスガードを外し(自分で)組みました。
中古品ですが山は9部山(両サイドはイボが残ってる)くらい残ってる感じで抜群に効きも良さそうで、抜群に減りそうな柔らかさが印象的でした!
4月にタイヤ組んで11月終わりまでの保管ですが、私の場合梱包用ラップでトレッド表面をくるんで保管します。
空気圧は1キロくらい(100キロパスカル)くらいにしてます。
どれだけの効果があるのかは分かりませんがこの状態で4本横積みで暗い場所で保管します。
梱包用ラップは100均でも売ってる100㍉幅のヤツ使ってます。
まとめ
スタッドレスタイヤは1シーズンでどれだけ減る?検証2回目は嫁さん用フリードでの検証をしてみました。
FFなんでフロントの方が減りますが2300キロくらいの走行では0.5㍉以下の減りになりそうな感じでした。
なので新品からプラットフォームが出るまで5年~8年くらい使えそうな感じですが、溝の深さだけではスタッドレスは語れません。
トレッド表面の柔らかさが維持できれば長年使えそうですが、また機会見て硬度計で測ってみます。
ではでは・・・
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