雪が殆ど降らなかった冬も終わり季節は春になりました。
雪国では毎年恒例ですがフリードのタイヤ交換を3月15日にしました。
車体を上げるところから気をつけるポイント等分かりやすく紹介します。
ご覧下さい。
スタッドレスタイヤを外す(フロント)
ジャッキでフロントを上げる
フリード(GB3)のフロントをジャッキで上げますが、ジャッキを掛けるポイントはバンパー先端から1メートルくらい入ったところになります。
低い高さ(低床タイプ)のジャッキならそのまま入りますが、私の持ってるジャッキではバンパーの前側からは入らず10センチくらいの木にフロントタイヤを乗せて高さを稼ぎジャッキを入れてます。
ジャッキを掛けるポイントはちょうどロアサスアームの付け根にメンバーがありそこにジャッキを掛けます。
フロントタイヤが上がればタイヤ下の木を外します。
ホイールナットを緩める
コンプレッサーを用意してインパクトでホイールナットを緩めます。
ナットが取れたらタイヤを外します。
画像右上に写ってる木がタイヤ下に入れてた木ですが自作でスロープ状になってます。
タイヤハウス内のチェック
足回りをチェックしますが、主にゴム部分を見ます。
ゴムが破れてると車検も通りませんのでしっかり見ます。
しかし
色々近年変えてるんで問題は無かったです。
ドライブシャフトブーツも10万キロは持ってくれてるし耐久性は昔より上がってますね。
ゴム部分のおまじないスプレー
毎回タイヤ交換の際に使ってるラバースプレーです。
こいつを気になるゴム部分にスプレーしますが、効果の程は??ですがおまじないだと思ってスプレーします。
ブレーキのゴムブーツ、タイロッドエンドブーツ、ロアアームジョイントブーツ、ドライブシャフトブーツ(これは樹脂だから効果無いかも)、スタビのブーツにスプレーしました。
「長持ちしろ~、破れるなぁ~」とおまじないを掛けながらスプレーしました!
タイヤを付ける前の準備
タイヤを選ぶ
夏用のタイヤを4本並べ何処にどのタイヤを付けるか選びます。
どのタイヤも画像左側がタイヤのアウト側、右側がタイヤのイン側になるように並べてます。
当然フリードはフロントタイヤがよく減るんで山の多く残ってる2本をフロントに付けます。
4本とも同じ溝の深さの場合は、このならタイヤなら3本のたて溝があるんで1番左の溝より外側の部分がしっかりしてるタイヤをフロントに付けます。
必ずフロントはアウト側の部分が丸く減るんで(乗り方にもよる)アウト側の角がしっかりしてるヤツをフロント用にしましょう。
この画像では分かり難いが右から2本目のタイヤがアウト側の横溝がしっかりしてるように見えますのでこの1本と、後1本は忘れました・・・
このタイヤですが2016年3月に走行距離60000キロくらいで純正タイヤからコンチネンタルに変えました。
あれから45000キロほど走ってこの溝の残り方です。
ホンダ車のナットの話
ホンダ車をお乗りの方は知ってることだと思いますが、ホンダ車の純正ホイールは専用ナットが付いてます。
画像左がホンダ純正ホイール用ナットで右が普通のナットです。
ホイールに当たる部分が左の純正ナットは丸くなってて右の外品ナットは真っ直ぐに60度の角度が(合ってるか?)付いてます。
左の純正ナットで外品ホイールは留まりますがお勧めはしませんね。
純正ホイールには純正ナットを必ず使いましょうね。
逆もダメですよ!外品ホイールに純正ナットもダメですね。
大事な話でした!
タイヤを付ける(フロント)
夏タイヤを付けますが、純正ナットで手で締まるところまでは手で締めます。
純正ホイールはセンターのハブがピッタリに作ってあるのでしっかり手で締めながら合わせますが、ピッタリすぎて最後まで手では締めれないので十字レンチでもトルクレンチでも良いんで使って留まるところまで締めます。
本締めはジャッキを下ろしてから行います。
私の場合ナットを締めるときにはインパクトは使いません。
しっかりと工具を使い止るところまで締めれたらジャッキを下ろします。
尚、ジャッキで上げる際にはタイヤ下に木をひきましたがジャッキを下ろす際は木は必要ありません。
ジャッキで1度車両を上げるとジャッキを下ろしても元の車高にはならないためです。
おそらく数メートル走れば元の車高になると思いますがジャッキを下ろしただけでは車高は少しですが上がった状態になります。
ナットの本締めはトルクレンチで後に行います。
これで一応フロントの交換作業は出来上がりました。
リアのタイヤ交換作業
リアのジャッキアップ
リアのジャッキポイントはリアバンパーから直ぐの場所になります。
結構な出っ張りがあるんで直ぐにわかります。
以前はリアのアクスルにジャッキを掛けてましたがそこは間違いですね。
その後フロントの作業と同じくインパクトでナットを緩めてリアタイヤを外します。
リアの足回りのチェック
年に数回のタイヤを外すタイミングでリアの足回りをチェックします。
フロントと比べると見るべき部分は少ないですが気になるゴム部分にはおなじないでラバースプレーしました。
この後タイヤを付けて手で締まるところまで純正ナットを締めてから、最後に工具を使い軽く締めてジャッキを下ろします。
空気圧チェック
画像が無かったがトルクレンチで110nm位で本締めして最後に空気圧をチェックします。
私の場合は3キロ(300パスカル?300キロパスカル?)程入れるのが毎度の圧になります。
これで道具を片付けたら終了です。
トルクレンチもダイヤルを緩めて目盛りの1番下の部分に合わせて片付けますよ~。
我が家のフリードも早105241キロ!
今回のタイヤ交換の記録用画像ですが、よく乗ったもんだ。
まとめ
今回は令和2年3月15日に行ったフリードのスタッドレスから夏タイヤへの交換作業を行いました。
フロントから始めてジャッキアップ、ナット緩め、タイヤ装着、ナット仮留めでジャッキを下ろしリアに掛かりました。
リアもジャッキで上げてナットを緩め、タイヤを装着、ナット仮留めでジャッキを下ろしトルクレンチで本締め、最後に空気圧をチェックして終了になりました。
タイヤを外した際にしか見えない足回りも簡単ですがチェック&メンテナンスをしました。
夏タイヤのコンチネンタルも結構減ってきてましたがあと20000キロくらい持つんかな?
ではでは・・・
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