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経年劣化、フリード(GB3)のタイロッドエンドブーツ交換

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今回は来春(令和2年)の車検を控えフリードのタイロッドエンドブーツを交換しました。

新車から9年目なんで仕方ないね。

部品の品番から取り替え方法等詳しく紹介します。

ご覧下さい。

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タイロッドエンドブーツの取り外し

先日の冬準備でスタッドレスに交換時のブログ↓ です。

まだヒビだけだったタイロッドエンドブーツですが、結果的にはヒビも酷く少しグリスも漏れてたんで車検も来春なんで交換します。

各ブーツ類は破れてグリスが出てると車検は通りません。

尚タイロッドとはステアリングを切ってその力をタイヤに伝える部分(長さ調整可能な棒)のことをいいます。

タイロッドエンドブーツを外す

割ピンを取ってナットを緩める

画像のナットを緩めますが、まずはボルトに刺さってる割ピンを真っ直ぐにして抜いてから17ミリでナットを緩めます。

ナットを残しプーラーで外す

ナットが緩んだら画像のようにナットをボルトと面くらいにしてからタイロッドエンドプーラーでボールジョイントの圧入を外します。

結構外れるときに大きな衝撃や音がするんでナットをツラ合わせて飛ばないように(おおげさか)します。

外れました

外れました!

案の定大きな音に少しビックリしたのは秘密です。

ブーツを外す(注意事項あり)

ナックルからタイロッドを外す

タイロッドエンドが外れましたが、ここで注意事項があります。

画像のようにタイロッドは簡単に横に向けたり出来ますが、回す方向は必ず覚えておくこと!

画像はタイロッドを上に抜いて反時計回りに回してます。

戻すときは時計回りに戻します。

これを徹底しないと簡単にトーインやトーアウトになります。

たかが1回転ですが、されど1回転ですね。

マイナスドライバーでブーツを外す

35年ほど前のKTCのマイナスドライバーで隙間を作りコゼて全体に隙間を作って外します。

グリスは黄色っぽい

ブーツが外れましたが意外と汚れてないように見えるグリスですね。

ジョイント部のグリスの拭き取り

グリスを拭き取る

黄色っぽいグリスがあったジョイント部ですが、ボロ布等で綺麗に掃除して拭き取ります。

尚クリーナーとかで脱脂とかはしませんよ。

ある程度綺麗になったらそれでOKと思ってます。

ブーツの品番とグリスアップ

使うタイロッドエンドブーツは大野ゴムのDC-1167です。

以前オッティでも大野ゴムのブーツ使ってるんでよく見るメーカーだと思って使ってます。

ジョイント部とブーツ内のグリスアップ

ジョイント部分&ブーツ内にグリスを塗りつけます。

グリスはオッティの時も使ったモリブデングリスです。

普通のグリスでも問題は無いでしょうけどこれしか無いもんで・・・

タイロッドエンドブーツを組む

ブーツを外しグリスの拭き取りと新しいブーツとジョイント部分にグリスアップしたんで今度は組んでいきます。

ブーツを組む

ブーツをウォーターポンププライヤーで合わせる

ブーツをジョイント部分に被せウォーターポンププライヤーで隙間が無いように潰すように押し込みます。

ちょうどつまむゴム部分には金属のリングが入ってるんで少しづつつまんで合わせます。

タイロッドを組む

ナットを締める

横を向いてたタイロッドを時計回りに回しタイロッドをハブ(ナックルかな?)に差し込みナットを締めます。

共回りすること無く締めれました。

割ピンを付けて完成

最後に割ピンを差し込み抜けないように曲げれば完成です。

103611キロでの交換となりました

記録用画像ですが103611キロでの交換となりました。

結構持ったと思うのは僕だけか?

まとめ

今回はGB3フリードのタイロッドエンドブーツを交換しました。

作業日時は12月22日の雨の降らない暖かめの午後に行いました。

先日のスタッドレスの交換の際に気づいたロアアームジョイントブーツの破れがあったんで、ロアアームジョイントブーツも交換して、同じ日にヒビの入ったタイロッドエンドブーツも交換しました。

交換時にはヒビからグリスも出てきて良い時期に交換できました。

作業自体は以前にオッティもやってたんで要領も分かってますので簡単でした。

これで来春の車検も通りますね。

皆さんもタイヤを外した際にはゴム部分の確認をしましょうね。

ではでは・・・

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