今回は保管が悪く錆の出た防湿庫の鍵を綺麗に修復します。
錆が出てると鍵もスッと挿さらず使い勝手が悪くなりますよね、今回は完璧にピカピカでは無いが錆の出た鍵が綺麗になるまでの行程を紹介します。
それではご覧下さい。
錆びた防湿庫の鍵
それではどの位なぜ錆びたか説明します。
防湿庫の鍵ですがサビサビになってます。
我が家は小さな子供(孫)がいて防湿庫も鍵を掛けなければ勝手に扉を開けて中を物色されるんで鍵は常に掛けてます。
鍵を何処に置いたっけ??? とか、孫たちが何処かに持って行って捜索が難航したり鍵は色々な手間を提供してくれます。
ちなみに防湿庫は2016年11月の購入して使ってます↓
今回のサビは玄関に物入れに使ってるマグカップがあり、何故かマグカップ内に ”塩” が入っててその塩に少し触れた形で発見されました。
当然防湿庫の鍵なんで鍵自体も鉄のままみたいな仕上げで簡単に錆びてしまいました。
画像は酷い側ですが鍵の先っぽがサビサビです。
しかし何故マグカップに塩が入っていたんだろう?
葬式にでも行ってお清めの塩でも入れたんだろうか?
もう片側はサビの出方は多少マシですが錆びてます。
鍵は2個ありもう1個も同じような状態です。
このくらい錆びると防湿庫に鍵は挿さりますが抵抗が結構あり挿しにくくなります。
錆を削る
それでは修復の第1歩、削ります。
こんな100均で売ってるヤスリを使いますが平面のヤツや半円型のヤツや丸いのはいらんかな?とにかく色々ヤスリを用意します。
まずは四角いフラットなヤスリを使って行きます。
これは確か「ダイヤモンドヤスリ」って名前で売ってたような気がします。
面の部分をヤスリで削りました。
まだ削りたてなんで茶色い錆の削りカスが付いて茶色いですが、拭けばもう少し綺麗ですよ。
四角いヤスリで溝部分を削りますよ。
この四角いヤスリが溝にピッタリなんです。
溝の部分も削れましたね。
これで削る行程は終わりです。
鍵を磨く
手でも磨けますが、ここは文明の利器「リューター」を使いますよ。
このリューターは回転調整があるんでゆっくり目にして回すことが出来て使いやすいです。
リューターはこの前フライパンの取っ手を作るのに活躍しました↓
リューターには円錐形のバフが付いてます。
画像はもう鍵にコンパウンドが塗られた状態です。
リューターを使い粗めのコンパウンドで磨いていきましょう。
磨き途中ですがなかなか綺麗にならんね
もう片面は少し拭いたんで削りカスも落ちて結構綺麗になったかな?
出来上がり&仕上げ
出来上がりました!
同時進行で2本仕上げました。
流石に鉄にヤスリで傷を付けてるんでコンパウンドぐらいではヤスリの目まで消すことは困難ですが、まあまあでしょう。
もう片面も画像では結構光ってるように見えますがヤスリの目は目立ちます。
もっと削って仕上げも頑張れば良かったかな? なんて思いますが、飾りの品では無いんでこの辺で削り&磨きは完成です。
仕上げにうっすらシリコングリスでも塗って錆の防止をします。
気休め程度かも知れませんが塗らないよりはマシでしょう。
また鍵穴に挿したときの滑りも良くなるしね!
別にCRCでもOKでしょうがこれの方が流れにくいし長持ちするかな??
まとめ
今回は保管がずさんで錆びてしまった防湿庫の鍵ですが、錆をヤスリで落としてからコンパウンドをリューターを使い磨いて仕上げました。
ヤスリの目を消し去ることは出来ませんでしたが、錆で盛り上がって挿しにくくなってた鍵がすんなり挿せて回せるようになり使い勝手は確実に上がりました。
使い勝手だけならヤスリで削るだけでOKですし仕上げをする必要は無いかもです。
仕上げ後もシリコングリスをうっすらと塗って錆防止もしました。
鏡面加工したい方は紙ペーパー等使い1000番、2000番、3000番と目を細かくしてヤスリの傷を消し、コンパウンドやピカールで磨けば鏡面も可能ですね。
しかし今回は「とりあえず的な感じ」で錆落としに特化したやり方で行いました。
作業は簡単なんで錆びて 「鍵が挿しにくくなった」 とかの方はやってみて下さい。
ではでは・・・
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