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止めれない玄関ドアクローザーの交換

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築24年ほど建ってる我が家ですが、今年になってから玄関ドアクローザーが壊れました。

壊れたと言っても閉まり方とかは普通にゆっくりなんですが、90度全開で止めれなくなりました。

田舎の家は玄関を開けて風を入れるんでレンガを置いて固定してました。

今回は交換用で売ってるドアクローザーに交換します。

取り替え自体は簡単ですが意外とつまづいた取り付けでした。

詳しく紹介してるんでご覧下さい。

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壊れたドアクローザーの状態

ドアクローザーとは玄関の扉に付いてるこの部品のことです。

このクローザーのおかげでドアが勢いよく開けたり閉まったりしないんです。

ゆっくりじんわりドアが閉まります。

ドアが開く方向も抵抗があり閉まる方向にも抵抗があるんですが、必ずドアが閉まるように閉まる方向に引っ張られるようになってます。

ちょうど車のダンパーとかショックアブソーバーの動きと似てて減衰を効かせゆっくりと動かそうとします。

このゆっくり閉まる部分は壊れてないんですが、普通はドアを90度全開にして止めれるんですが、これが止らなくなりました。

なのでドアを開けて風を入れたいときにはレンガでドアが閉まらないように押さえて固定してました。

今回はこのドアクローザーを交換したいと思います。

交換用ドアクローザー

リョービが出してる交換用ドアクローザーになりますが、リョービって電動工具のイメージでした。

箱の中身ですが鉄の塊でズッシリと重いです。

ドアが開く方向は両方向とも対応してます(当たり前か)。

壊れたドアクローザーの取り外し

それでは現状付いてるドアクローザーを外していきます。

まずは枠側に付いてる赤丸の4本のプラスネジを外しますが、さすが20年以上毎日働いたドアクローザー、ネジがサビなのか粉を吹いてるのか汚いです。

続いてドア側も外しますが、赤丸に2本ずつプラスネジを外します。

取り外しにはこのドライバーを使いました。

結構固いんで握る部分は太めで力が入りやすいのが良さそうです。

外れたドアクローザーです。

24年間お疲れ様でした。

外れたドアクローザーもリョービでした。

ドアクローザーではメジャーなメーカーなんですかね。

ドアクローザーの取り付け

取り外したドアクローザー跡ですが、24年間の汚れが溜ってます。

左が外した家側の取り付け部分で右が新品の部分です。

古いのは固定式の穴ですが新しいのは赤丸のネジを緩めれば取り付けステーが動かせて家側の穴位置に合わせれます。

既存の穴に取り付け後緩めたネジを締めて固定完了です。

ドア側に取る付けるクローザーのベースになります。

バラすとこんな風に分かれます。

ベースの1番下のベースを固定します。

ネジ穴は古いの外した穴をそのまま使います。

ベースを仮取り付けしますが、普通に字が読める方で取り付けたら反対でした。

この取り付けはドアの開く方向で合わせます。

字が上下反対の向きで取り付けが正解でした。

クローザーを取り付けます。

赤丸側に引っかけて黄色丸の方がそのまま刺さりネジ2本で固定します。

ハイ、固定完了です。

クローザーに家側と繋がる腕(棒)を仮置きします。

その後いろいろやってみたがクローザーに付ける腕の角度が間違ってました。

クローザーに(無負荷の状態で)赤のペケの方向に取り付けての設定ではドアが閉まらなくなり、正解は矢印方向に腕を取り付けて腕を時計回りに引っ張って家側から伸びる腕と接続します。

ちょっとゴタゴタして時間が掛かってしまいましたが、こんな風に取り付けできれば正解です。

やっとキチンと閉まるようになった。

ホンマ時間が掛かりました。

これ見て付ける方は僕みたいに方向や取り付け角度を間違わなければ15分くらいで取り付け出来そうです。

ここからは微調整になりますが、まず家側のベースから伸びてる腕(画像では上の方の赤の矢印)を出し過ぎててネジ山の無塗装部分が出てたんで、緑丸の接合ネジを外して家側のベースから伸びる腕を短く締めて調整します。

すると必然的にドア側のクローザーも外して位置を調整して緑丸の接合部を合わせてネジで固定します。

これで取り付けは完了となりました。

ドアの閉まるスピードを調整します。

ドア側のクローザーにはプラスネジが3本付いててドアが閉まるスピードを調整できます。

3本ともネジを締めれば遅く(抵抗が増える)なり緩めれば早く(抵抗が減る)動くようになります。

1がドア全開状態から中間までのスピード調整で、2が中間から後半までのスピード調整で、3が完全に閉まる部分の調整です。

動かせばスピードが変わるんで好みで合わせましょう。

3の位置だけ遅くしすぎるとゆっくり過ぎてドアが閉まらない(経験談)ので、ちゃんとドアがしっかり閉まるように調整します。

全開位置でのストップ調整

今回我が家で24年間頑張ってくれたドアクローザーが壊れた部分です。

ドアを全開にして何かでドアを固定します。

その状態で赤丸のプラスネジを締め込めばドア全開にしたら全開状態で止めれるようになります。

ここはかなり締め込むんでプラスドライバーより付属の板状のレンチで固定しましょう。

私は10ミリのソケットを取り付けてラチェットで締めました。

固定位置を変えたければ固定したい位置でドアを固定して締めればそこで止めれるようになります。

これで毎回レンガで固定するのから解放されました。

今回壊れた部分

今回壊れたドアクローザーを分解して何が壊れた>悪かった?かを確認します。

壊れたクローザーの全開位置でドアを固定するときに締める部分です。

赤丸のプレートが片側丸く片側はイビツに減ってます。

何とも分かりにくい画像になったが赤丸部分が減ってますね。

この画像も分かりにくいが赤丸位置にボールが見えます。

ボールと擦れて減ったんでしょう。

24年間何千回も固定されて減ったんですね。

ちなみにドアのスピードを調整する部分は壊れてないんで、全開位置で固定することが無ければまだまだ使えました。

調べてませんが、この減ったプレートだけ部品で無いんかな?

あっても高ければ全部新品交換した方が安心かな?

そんなことが気になったドアクローザー交換でした。

まとめ

今回は24年間我が家のドアを安全に動かしてくれてたドアクローザーを交換しました。

ドアが全開状態で固定できなくなりレンガを置いて固定するのも飽きたんで新品交換しました。

ドアの閉まるスピードを調整する部分はまだ全然壊れてなかったです。

ドアクローザーはリョービの補修用のドアクローザーで調整幅も広く元の穴位置を全て使って固定できました。

途中ドアクローザーと家側のベースを繋ぐ腕の部分の取り付け角度を間違えて時間が掛かりましたが、この記事読んでから組めば15分で取り付け出来ると思います。

閉まるスピードの調整も、ドア全開状態の固定も簡単にネジの締め込みで調整できます。

安くて早くて安全に交換できるんで皆さんもやってみましょう。

ではでは・・・

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