愛車オッティに履いてるワタナベのホイールを再塗装します。
今回は剥離剤を使い塗装を落とします。
中古ホイールで何度も塗装をしてるんでかなりの手間が掛かりますがその辺も詳しく紹介しますのでご覧下さい。
ワタナベホイールの塗装の剥がれ
先日タイヤの組み替えをした際に主にリム部分の塗装が剥がれてみっともないホイールになったワタナベホイールですが。
記事は↓
このワタナベは友人に売って貰った物なんですが、最初(友人の購入時)は純正シルバーで次はハイパークロームで最後(現在)はつや消し黒になってました。
何層にも色が塗ってありワタナベの梨地もかなり埋まってワタナベらしさがありませんでした。
リムの塗装が剥がれたことも有り今回は1度全ての塗装を落とし塗り替えたいと思います。
塗装と剥離剤で落とす
塗装はリバーと呼ばれる剥離剤で落とします。
今回買ったのはネオリバーで4L購入しました。
ホームセンターでも0.5Lとかの剥離剤は売ってますがとても足りないんで4L用意しました。
ネオリバーは刷毛で塗っていくんですが、そのまま塗っても塗装はめくれて行きますが、少しホイール表面に傷を付けた方が塗装は速くめくれます。
今回は真鍮ブラシやボンスター(細かい鉄たわし?)で塗装面に傷を付けました。
深すぎない傷を適当に全面に付けたら用意完了です。
ネオリバーを適量ステンレスのトレーに注ぎます。
かなり粘りのある液体です。
刷毛でネオリバーを塗りますが直ぐに塗装が浮いてきます。
しかし表面のつや消しクリアーだけ浮いてきてるみたいです。
このホイールは何層も塗装してるんでいやな予感がしました。
表面のクリアー層だけでは無いが全面浮いてきてます。
youtube等では金属のへらでそぎ落としてる方もおられますが、傷も入りそうなんで私の場合は期限切れのカード等でそぎ落としていきます。
画像では薄いゴム手袋をはめて作業してますが、リバーはゴム手袋などは破けてしまいます。
よって素手での作業になりますが皮膚にリバーが付くと皮膚がヒリヒリします。
直ぐに水で洗えばヒリヒリは収まりますが、結構慎重に作業して皮膚に付かないようにしましょう。
30年以上ぶりのリバーの作業(当時自動車鈑金屋)ですが、30年以上経った現在でもリバーは怖く皮膚に付いた際のヒリヒリも同じでした。
こんなミニのヘラも役に立ちます。
これは市販のパテとかに付いてたヘラだと思います。
ワタナベの梨地部分がなかなか塗装が浮きません!
全面的にめくれた塗装でリバーを塗っても浸透していかないので何度か途中水でホイールを洗いめくれた塗装を落としてます。
しかし梨地はやっかいだ!ツルツルのホイールなら簡単なんだが・・・
結構落としたがこれが純正塗装なのかな?
しつこくリバーを塗り込み塗装を剥がします。
かなりアルミの地肌も出てきました。
もうすぐ出来上がりだ!
だいたい出来ました!
無地(アルミ地そのまま)のワタナベです。
リムの内側も塗装とタイヤのビードが設置してる部分もリバーで落としました。
ホイールイン側のリムの内側もこんな風にタイヤのビードのゴムが貼り付いてます。
内側のビードのあとはペーパーで擦れば簡単に落とせますので全面落とします。
これで塗装剥離作業は完了ですが、だいたい1本のホイールを剥離するのに1.5時間~2時間掛かりました。
4本あるんで7時間~8時間の作業になります。
私の場合4日ほど掛けて作業しました。
ネオリバーも1L以上使いました。
まとめ
今回はオッティに履いてるワタナベホイールの塗り替えを計画し塗装剥離作業を行いました。
ホイールによって違いますがワタナベのような梨地ホイールは剥離作業は大変です。
剥離も何層も塗装がしてあると1度に何層も塗装が浮かず何度もリバーを塗ることになります。
ゴム手袋はすぐに破けるので素手での作業をしましたが皮膚にリバーが付くとヒリヒリするんで直ぐに水で流しましょう。
次回はホイールのガリ傷直しかな?
ではでは・・・
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